令和新時代創造本部 男女共同参画センターの工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 男女共同参画センター 所属長名 権田 正直 電話番号 0858-23-3901
組織目標
「鳥取県性にかかわりなく誰もが共同参画できる社会づくり計画」による鳥取らしい男女共同参画の推進を目指し、普及啓発、情報提供、相談業務、活動支援等の取組を進めます。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
男女共同参画の普及推進
■SDGsのゴール
05 ジェンダー平等を実現しよう
(2)今年度の目標
今年度よりん彩が開設20年を迎えることを契機として、男女共同参画推進の気運を高め、活動拠点としてのよりん彩をより広く県民に周知するとともに、更なる男女共同参画への理解促進を図る。
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
男女共同参画センターによる男女共同参画の理解を促進する講座の参加者数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 1,500人 | | 2,000人 | | 2,000人 |
時点 | 第4次計画策定時 | | 令和3年度 | | 毎年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
その他計画等 | 鳥取県性にかかわりなく誰もが共同参画できる社会づくり計画(第5次計画) | 男女共同参画の理解促進と未来の人材育成の数値目標 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
県内企業等が実施する講座・研修会への支援 | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 5回 | | | | 5回 |
時点 | 平成27年度 | | | | 平成31年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 活動支援の実施状況を表す指標 |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 男女共同参画センター費 (予算額(事業費)19304千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
一定の成果はあったものの、新型コロナの影響により一部実施できなかった事業があった |
令和3年度の取組 | 成果 |
○普及啓発
・家事シェアセミナー(4回)
・素敵な関係をつくるコミュニケーション講座(2回)
・男女共同参画セミナー企画提案事業(基礎編)
・「性に関する学び」普及啓発事業
・イクメン・ケアメンセミナー(1回)
・よりん彩開設20周年記念フォーラム事業
・出前講座 | ・家事シェアセミナー
計画は6企画だったが、新型コロナの影響で2企画が中止となったため、4企画の実施となった。このうち、佐々木常夫さんが講師となったセミナーには参加者の関心が高く、男性の参加申し込みが多くあった。また、4企画全てオンラインを併用して実施したことで、参加者も増え、啓発に繋がった。
(参加者合計130人)
・素敵な関係をつくるコミュニケーション講座
2企画ともオンラインを併用して実施したことで、参加者も増え、啓発に繋がった。
(参加者合計60人)
・男女共同参画セミナー企画提案事業(基礎編)
公募を行い1事業を採択。10月9日と11月13日の2回に渡ってオンラインを併用して実施。
(参加者31人)
テーマ 「つなぐ力〜若手起業家からみる、これからの地域社会の在り方〜」鳥取県男女共同参画の地域社会にむけて
委託先:一般社団法人SENRO
・「性に関する学び」普及啓発事業
男性やこれまで関心のなかった層を対象に女性の「こころ」と「からだ」の特性の理解を促進するための普及啓発イベントを3月5日にオンラインを併用して開催し、多くの参加者があった。
(参加者約100人)
委託先:子どもと女性のエンパワメントe・らぼ
・イクメン・ケアメンセミナー
コロナ禍の影響により県内の企業等が社内研修の開催を控える傾向にあり、1回の開催にとどまった。(参加者10人)
・よりん彩開設20周年記念フォーラム事業
よりん彩開設20周年を記念して11月14日(日)に開催した。著名人による講演やステージイベントなどにより約550人の参加があった。また「日本女性会議2022in鳥取くらよし」のプレイベントを同時開催するなど機運を高める機会となった。
・出前講座
2月末時点で22回実施、参加者は789人。(対昨年度 8回、348人) |
〇人材育成
男女共同参画セミナー企画提案事業(ステップアップ編)
男女共同参画推進人材育成事業(1回)
相談スキルアップ講座(2回) | ・男女共同参画セミナー企画提案事業(ステップアップ編)
公募を行い2事業を採択。
テーマ@:日本女性会議をSDGsで考えてみよう〜「気づく」ことで社会が変わる〜
委託先:日本女性会議2022in鳥取くらよし実行委員会
開催日:11月14日(参加者148人)
テーマA:自分らしくいきいき働くキャリアプランニングセミナー
委託先:Joy Grow
開催日(オンライン):2月8日(参加者30人)
・男女共同参画推進人材育成事業
2企画計画したが、1企画は新型コロナの影響中止となった。
テーマ@:「今だから聞きたいジェンダーの話」
開催日:9月18日(参加者55人)
テーマA:アンコンシャス・バイアスってなに?
開催日:1月21日(中止)
・相談スキルアップ講座
3企画計画したが、1企画は新型コロナの影響中止となった。
テーマ@:ジェンダー視点での相談対応
開催日:7月15日(参加者21人)
テーマA:自分の中の思い込み(アンコンシャスバイアスに気づく
開催日:9月16日延期→1月21日(中止)
テーマB:支援者が元気になる事例検討
開催日:10月21日(参加者21人) |
〇情報
情報収集と提供 | ・地域や団体等からの講演会講師照会にあたり男女共同参画人材バンクの登録者を紹介した。
(2月末時点61件)
・月ごとにテーマを定め、企画展示を行った。6月の男女共同参画週間に合わせた「時代を切り拓いた鳥取の女性たち」は新聞テレビでも取り上げられ、多くの来場者があった。また7月には「生理の貧困」を取り上げ、女性の「こころ」と「からだ」の特性女性や男女共同参画の視点による知識や情報をわかりやすく紹介した。また、3月5日に実施した性に関する学びのイベントに関連して、関係機関のパネル等を展示した。
・ホームページ、フェイスブックを通じて、よりん彩からのお知らせ、各種セミナーの告知、実施報告を行った。
・今年度からセミナー申込に際し電子申請からも出来るようにし、県民サービスの向上に努めた。 |
〇相談
一般相談
専門相談 | 全体の相談件数は、ほぼ前年度並みであった。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、関連相談が数多く寄せられた。こころ、家族や夫婦間など、多くの悩みや不安の解消につながった。 |
〇活動支援
よりん彩活動支援事業 | よりん彩活動支援事業補助金の助成を行った。
昨年度に引き続き、新型コロナウィルスの影響で、申請数が少なかった。
公開講座:6枠のうち2枠を交付決定
研修支援講座:6枠のうち4枠を交付決定 |
課題 | 今後の取組 |
オンラインを併用した講座の実施 | 新型コロナウィルスの影響により、企画していた事業を中止せざるを得ない状況があったため、今後は全てオンラインを併用して実施できるようにしていく。 |
新たな団体の掘り起こし | よりん彩が開設して20年が経過し、これまで活動してきたメンバーの固定化・高齢化等により活動が停滞する傾向がみられることから、新たな団体の掘り起こしを行い補助事業等の利用向上を図り、民間団体による主体的かつ継続的な活動を活性化させることによって、男女共同参画推進の取組を強化していく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。