生活環境部 山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館 所属長名 近藤一彦 電話番号 0857-72-7988
組織目標
関係府県市町、地域住民等と連携し、ユネスコ世界ジオパークの再認定に向けた山陰海岸ジオパークの更なるブラッシュアップや、観光をはじめとする地元産業の振興など地域の活性化を図ります。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの魅力づくりと戦略的な観光情報の発信
■SDGsのゴール
11 住み続けられるまちづくりを
14 海の豊かさをまもろう
15 陸の豊かさもまもろう
(2)今年度の目標
山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの魅力発信を通じて、ジオパークの認知度向上及び国内外からの誘客促進を図る。
令和3年度の日本ジオパークの「事前確認」、令和4年度のユネスコ世界ジオパークの「再認定審査」に万全を期して臨み、再認定を獲得する。
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
ジオパークエリアにおけるアクティビティ(自然体験活動)年間参加者数 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 5,610人 | 4,335人 | 6,400人 | 4,802人 | 7,000人 |
時点 | H31.3.31 | R3.3.31 | R4.3.31 | R4.2.25 | R7.3.31 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
第2期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 | | 山陰海岸ユネスコ世界ジオパークでの自然体験活動者を把握するため。 |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク創生事業費 (予算額(事業費)44853千円) |
2 | 山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館事業費 (予算額(事業費)5907千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
△(やや遅れ) |
達成度の評価 |
5 |
評価理由 |
新型コロナの感染拡大により、情報発信や誘客に影響が出ている。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
(1)ツーリズムの推進 | 民間業者等へのトレイルツアー造成の働きかけに取り組むとともに、ジオサイト、グルメ、アクティビティ、公共交通機関などを関連付けた「密にならない山陰海岸ジオパークトレイルツアーモデルプラン」を作成し、有名アウトドア情報誌に掲載することにより、山陰海岸ジオパークトレイルの魅力を発信した。 |
(2)国内外に向けた情報発信 | 隠岐ジオパークと連携してのTV番組を制作・放映、ラジオ番組「中四国ライブネット」でのジオパークの魅力の中四国への発信、地元ケーブルテレビ3局での自然館のCM放映ほか新聞や情報誌などのメディアによる情報発信を行った。 |
(3)民間活力の振興 | 魅力活用補助金により民間との協働によるジオパーク活動を推進した。 |
(4)研究・教育活動の推進 | 大学の研究者との調査・研究を行うとともに、体験学習や出前講座を含む各種講座を開催し、ジオパークへの認識と理解を深めた。SDGs推進課と連携し、学校用教材の作成に取り組んだ。 |
(5)山陰海岸ジオパーク三府県六市町との連携、取組 | JGNの事前確認を、構成府県市町が連携し予定どおり終えることができた。山陰海岸ジオパーク推進協議会の教育部会や学術部会に参画し取組を進めるとともに、アクティビティ講習を行った。府県市町連携会議や府県市町担当課長会議に参加し、関係府県市町や地域との連携を図った。 |
(6)山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館の運営 | 専門員、学芸員等のスタッフを配置し、館内の展示・説明、ジオパークや海洋生物等に係る県民からの問合せ対応、3D映像の上映等の運営にあたった。 |
課題 | 今後の取組 |
新型コロナの影響により、情報発信の機会が失われたり、誘客が低調な状況が続いている。 | 三密を逆手にとり、ジオパークは屋外での活動に最適なフィールドであることをPRするなど訴求内容や手段等を工夫しながら進めていく。 |
令和4年度に世界ジオパークの再認定審査を控えている。 | 前回の再認定審査時や令和3年度の日本ジオパーク委員会による事前確認時の指摘事項の対応等に万全を期して臨む。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。