中部総合事務所 農林局 倉吉農業改良普及所の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 倉吉農業改良普及所 所属長名 伊澤宏毅 電話番号 0858-23-3190
組織目標
消費者ニーズに応じた農産物づくりや農業者による販売を支援し儲かる農業を実現
１ 認定農業者の経営発展や多様な新規参入希望者の経営確立等への支援
２ 新品種・新技術を活用した地域特産物づくりへの支援
３ 労働軽減に向けた農作業改善への支援
１．政策内容と目標
（１）政策内容
農業担い手の確保・育成と経営改善支援
■SDGｓのゴール
02 飢餓をゼロに
08 働きがいも経済成長も
（２）今年度の目標
新規就農者および農業経営相談所重点指導農業者の経営目標達成
測定指標
指標１
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 新規就農者（認定新規就農者）の営農計画目標達成者率 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 44％ | 1〜2年目 ７７％
３〜５年目 ４１％ | １〜２年目 ７０％
３〜５年目 ６０％ | 1〜２年目 ８３％
３〜５年目 ６２％ | 1〜2年目 50％
３〜５年目 80％ |
| 時点 | 平成26年度達成者率 | 令和２年度 | 令和3年度 | 令和３年度 | 令和５年 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | 普及指導計画 | 担い手育成に関する政策課題の中心的課題であり、普及所の役割が大きい |
指標2
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 農業経営相談所重点支援対象経営体の課題解決率 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | １３％ | １００％ | １００％ | ６０％ | ８０％ |
| 時点 | 平成26年度達成者率 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和3年度 | 令和５年 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | 普及指導計画 | 担い手育成に関する政策課題の中心的課題であり、普及所の役割が大きい |
目標を実現するための主要事業
| 番号 | 主要事業・主要制度 |
|---|
| 1 | 鳥取県農業改良普及事業 （予算額（事業費）55211千円） |
２．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
|---|
| ○（予定どおり） |
| 達成度の評価 |
|---|
| 8 |
| 評価理由 |
|---|
| 新規就農者の営農計画目標達成率は１〜2年目、３〜5年目とも目標値を上回った。また、認定農業者等の経営改善計画達成者率としては、経営相談所を活用した５経営体のうち、３経営体が課題解決ができた。 |
| 令和3年度の取組 | 成果 |
|---|
| 【新規就農者（認定就農者）の営農計画目標達成者率】
・就農後5年以内の認定就農者２０名に対して個別に担当普及員を配置し、栽培技術（肥培管理、適期防除等）について重点的に指導した。
・認定就農者へは個別に定期訪問し、ほ場の状況を見ながら直接指導を行った。また、役場、農業委員会、農協等関係者と営農状況確認会や経営検討会を行い、計画の達成状況や課題等を協議しながら指導を行った。
・認定就農者を含む新規就農者に必要な研修会を企画し、現地研修を２回、集合研修を６回行った。
・経営管理技術については、集合研修会を１回開催するとともに青申会において決算期における個別指導、また、営農計画目標達成ができていない就農者については経営検討会を開催し、今期の実績についての確認と来期の課題について助言を行った。 | ○就農後5年以内の認定就農者２０名
・１５名は計画達成〜ほぼ計画達成している、あるいは、計画達成には至らないまでも昨年から改善の傾向が見られるなど、ステップアップしている。
・目標達成者率（見込み） 就農2年以内 ８３％、就農3〜5年目 ６２％
〇研修
・集合研修の参加者数は、新規就農者に限らず幅広い声掛けを行なった結果、合計１２４名の参加があった。
・普及所が把握していない就農者の参加、生産部役員、農協営農指導員の参加もあり、幅広く情報共有ができるきっかけとなった。 |
| 認定農業者等の経営改善目標の達成者率】
・営農状況、経営状況把握しつつ、対象者が専門家を必要とする場合は農業経営相談所を通し派遣を依頼し、５経営体が活用した。 | ５経営体が農業経営相談所を活用し、３経営体が課題解決した（法人化1経営体、事業承継2経営体） |
| 課題 | 今後の取組 |
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| 【新規就農者（認定就農者）の営農計画目標達成者率 | ・引き続き、個別に栽培技術指導を行う。特に、著しく計画未達な対象に対してはさらに濃密に支援する。
・集合研修に関しては、令和４年度も新規就農者の抱えている課題やニーズを把握し、開催していく。 |
| 【認定農業者等の経営改善目標の達成者率】 | 引き続き、高い専門性がなければ解決できない課題を持つ認定農業者は農業経営相談所の重点対象農家となるように誘導し、改善方向を検討していく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。