地域づくり推進部 文化財局 むきばんだ史跡公園の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 むきばんだ史跡公園 所属長名 竹内友徳 電話番号 0859-37-4000
組織目標
妻木晩田遺跡を県民の誇るべき歴史遺産として次世代に引き継いでいくとともに、遺跡の調査研究や史跡公園の整備拡充、活用事業の実施等を通して、その魅力を県の内外に発信する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
妻木晩田遺跡の整備・発掘調査
■SDGsのゴール
11 住み続けられるまちづくりを
(2)今年度の目標
・史跡公園の魅力を高めるため、仙谷地区整備の内容を仙谷地区整備基本設計を作成して整備拡充の取組を進めるとともに、経年劣化による腐朽等が顕著な復元高床倉庫の屋根葺き替えを行う。
・仙谷地区整備基本設計の基礎情報を得るため仙谷1号墓の発掘調査を行うとともに、集落出現・展開期の様相を把握するため妻木新山地区の発掘調査を行い、最新の調査研究成果を発掘調査研究年報にまとめて情報発信する。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 妻木晩田遺跡調査整備事業(保存整備) (予算額(事業費)14992千円) |
2 | 妻木晩田遺跡調査整備事業(発掘調査) (予算額(事業費)22370千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
8 |
評価理由 |
入札の不落札、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、進捗が遅れがちとなったが、概ね計画通り進めることができた。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
第1期未整備エリア整備(仙谷地区基本設計) | 「とっとり弥生の王国推進課調査整備活用委員会 整備活用部会」にて委員の意見を反映させながら、整備基本設計に取り組むことができた。 |
既公開施設再整備等(妻木山地区復元建物屋根葺替工事) | 妻木山地区の復元建物(MK219)の屋根葺替工事を終了することができ、建物の耐久性が向上したり、来園者に気持ちよく見学していただけるようになった。 |
発掘調査 | 仙谷1号墓の発掘調査では、短い期間ながらも、「とっとり弥生の王国推進課調査整備活用委員会 調査研究部会」の委員、研究者の意見を聞きながら調査を行うことができ、貼石の貼り方や墳丘の造成方法等、新たな発見につなることができた。調査研究成果については、発掘調査研究年報にとりまとめ、刊行することができた。 |
課題 | 今後の取組 |
第1期未整備エリア整備(仙谷地区実施設計) | 令和4年度は、令和3年度に実施した基本設計をもとに、「とっとり弥生の王国推進課調査整備活用委員会 整備活用部会」や文化庁と整備について議論を行い、実施設計を進めていく。このほか、仙谷地区と同じく第1期未整備エリアとなっている妻木山地区の整備活用案を検討していく。 |
既公開施設再整備等(妻木山地区復元建物屋根葺替工事) | 令和4年度は、令和3年度に引き続き、妻木山地区で劣化の著しい復元建物(MK206)の屋根修繕を実施し、来園者に安全で気持ちよく見学していただけるようにしていく。 |
発掘調査(妻木新山地区南側斜面) | 令和2年度に実施した妻木新山地区の南側斜面について、今後2ヵ年の計画で重点的に調査を行い、妻木晩田遺跡の形成期・展開期の集落像の解明につなげていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。