交流人口拡大本部 観光交流局 観光戦略課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 観光戦略課 所属長名 濱本 修 電話番号 0857-26-7218
組織目標
鳥取県の観光の魅力を高め、国内外に情報発信することにより、鳥取県を訪れる観光客の増加を図る。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
魅力ある観光地づくりと戦略的観光情報の発信
■SDGsのゴール
08 働きがいも経済成長も
09 産業と技術革新の基盤をつくろう
15 陸の豊かさもまもろう
(2)今年度の目標
観光キャンペーンの展開等による鳥取県の認知度の向上、サイクリング等ニューツーリズムの推進、JR等と連携した鉄道を活用した観光誘客、近県との広域連携の推進
測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 965万人 | | | | 1,000万人 |
時点 | 平成30年 | | | | 令和6年 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
第2期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 | | |
指標2
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 5,054人 | | | | 5,600人 |
時点 | 平成30年度 | | | | 令和6年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
第2期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 | | |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 新型コロナから立ち上がる観光支援事業 (予算額(事業費)200000千円) |
2 | 密を避けて楽しめる鳥取のアウトドアツーリズム事業 (予算額(事業費)15112千円) |
3 | サイクリストの聖地鳥取県整備事業(サイクルツーリズム推進事業) (予算額(事業費)33876千円) |
4 | 世界に誇れる「星取県」づくり推進事業 (予算額(事業費)13800千円) |
5 | 「蟹取県へウェルカニ」誘客促進事業 (予算額(事業費)32427千円) |
6 | 旅情あふれる「鳥鉄の旅」創造事業 (予算額(事業費)11867千円) |
7 | 魅力ある滞在型観光エリアづくり推進事業 (予算額(事業費)7000千円) |
2.評価
■最終評価(年度末時点)
進捗評価 |
○(予定どおり) |
達成度の評価 |
7 |
評価理由 |
WeLove山陰キャンペーン等の展開等により観光需要の回復を図るとともに、コロナ禍でも密を避けて楽しめることで人気が高まっているサイクリングやアウトドアツーリズムの推進に取り組んだ。 |
令和3年度の取組 | 成果 |
観光需要回復対策 | ・山陰両県民を対象とした「WeLove山陰キャンペーン」、隣接県(岡山県、広島県、兵庫県)を対象とした「スペシャル・ウェルカニキャンペーン」を実施し、26億円を超える支援を行った。 |
蟹取県ウェルカニキャンペーンの実施による観光誘客への取組 | ・9月からはSNSで参加できるキャンペーン「つぶやき&フォトチャレンジ(応募数:778件)」「カニメーションチャレンジ(拡散・投票・コメントなど参加数:9,059件、動画再生数:1.2万回)」を実施。
・外出自粛が緩和された11月から「宿泊キャンペーン(応募数:14,591件)」を開始。合わせて、SNSでおすすめの鳥取旅を診断する「とり旅診断(応募数:2,486件)」を実施。
・11月に六本木ヒルズで実施した首都圏メディア向けの発表会では、テレビ9件・新聞8件・WEB415件、広告換算で2.3億円の露出があった。 |
サイクルツーリズムの推進への取組 | ・鳥取県サイクルツーリズム推進・連携会議及びナショナルサイクルルート(NCR)推進ワーキンググループをNCR指定に向けた県内候補ルートを選定を進めている。
・サイクリストの優しい宿認定制度を創設し、半年で県内10施設を認定するなどサイクリストの受入環境整備を進めいている。 |
キャンプをはじめとしたアウトドアツーリズム | ・日本最大のキャンプ場検索・予約サイトを運用する「なっぷ」を運営する潟Xペースキーと連携して、県内のキャンプ場を特徴ごとに検索できる県のキャンプ場情報サイト「とりキャン」を制作し、夏休みのキャンプ需要に間に合わせた。
・また、キャンプ誘客を促進するため11月1日〜1月10日にかけて「とりキャンフォトラリー」を実施し、キャンプ滞在のみに留まらない県内の観光地等周遊に繋げられた。
・さらに100万人を超える会員を有するモンベルクラブのフレンドエリアに鳥取県を登録し、情報発信の基盤が作られた。 |
鉄道を活用した観光誘客の推進への取組 | ・令和3年3月からの「WEST EXPRESS 銀河」の再運行開始を契機として、地元のおもてなし体制を整備した。これが乗客から非常に高く評価され、再度の山陰運行が決定した。
・鳥取県内の伯備線10駅オリジナルの鳥鐵駅印を集めながら、のんびりと、鳥取の鉄道旅を楽しむ企画を10月1日から開始した。
・国鉄色やくものリバイバル運転が令和4年3月19日から「やくも」で行く鳥取県宿泊キャンペーンを開始した。 |
課題 | 今後の取組 |
観光需要回復対策への取組 | ・国GoToトラベルキャンペーンの実施が不透明な中、途切れることがないよう観光需要回復への支援を継続していく。 |
蟹取県ウェルカニキャンペーンの実施による観光誘客 | ・旅行需要創出を図るための情報発信やキャンペーン実施を継続して行い、蟹取県のさらなる認知度向上・観光誘客に向けて取り組んでいく。また、実誘客につながる、実効性のある企画を検討し実施するとともに、都内での首都圏メディア発表会等の実施によりメディア露出の最大化を図る。 |
サイクルツーリズムの推進 | ・NCR指定要件となる路面標示等の走行環境、ダイジョウブシステムの充実を含めた受入環境の整備に加えて、県内での機運醸成に向けた取組が必要となる。 |
キャンプをはじめとしたアウトドアツーリズム | ・県内へのキャンプ誘客及びキャンプ滞在のみに留まらない県内観光地等の周遊促進を図るため、鳥取キャンプ「とりキャン」の魅力を発信していく必要がある。
・県内キャンプ場の利用環境の水準向上を図り、快適なキャンプ場づくりを進める必要がある。
・市町村及び事業者と連携し、県内のキャンプ推進体制の底上げを図っていく必要がある。 |
鉄道を活用した観光誘客の推進 | ・5/6「WEST WXPRESS銀河」の山陰再運行、国鉄色やくものリバイバル運転、鳥鐵駅印企画など、鉄道を活かした誘客促進を図っていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。