県土整備部 河川課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 河川課 所属長名 池田典男 電話番号 0857-26-7375
組織目標
・河川整備・維持の効率的・効果的な実施と市町村と連携した水防計画により水害に強い安全・安心な地域づくりを行う。
・海岸整備・維持の効率的・効果的な実施により国土（県土）保全と美しい山陰海岸の環境を創出・保持する。
１．政策内容と目標
（１）政策内容
「避難につなげる水防対策事業（鳥取方式）」の推進
■SDGｓのゴール
13 気候変動に具体的な対策を
（２）今年度の目標
令和元年東日本台風被害を踏まえ設置した「水防対策検討会」からの提言を踏まえ、次の取組を推進する。
①堤防強化対策（堤防舗装）
②バックウォーター対策（樹木伐採、河道掘削）
③河川情報の充実（水位計、河川監視カメラの増設）
④ダム放流に関する安全・避難対策
⑤流域貯留対策検討
測定指標
指標１
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 舗装実施河川数：0河川 | 15河川 | 25河川 | 25河川 | 40河川 |
| 時点 | R1年度末 | R2年度末 | R3年度末 | R3年度末 | R5年度末 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 「水防対策検討会」の提言による |
指標2
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 樹木伐採・河道掘削の実施 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 対策着手箇所数：237箇所 | 404箇所 | 558箇所 | 558箇所 | 668箇所 |
| 時点 | R1年度末（臨時補正前） | R2年度末 | R3年度末 | R3年度末 | － |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 「水防対策検討会」の提言による |
指標3
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 水位計・監視カメラの増設 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 水位計：126基
河川監視カメラ：118箇所 | 水位計：160基
河川監視カメラ：129箇所 | 水位計：166基
河川監視カメラ：147箇所 | 水位計：166基
河川監視カメラ：144箇所 | － |
| 時点 | R1年度末 | R2年度末 | R3年度末 | R3年度末 | － |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 「水防対策検討会」の提言による |
指標4
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| ダム放流に関する警戒避難体制の整備（説明会、避難訓練の実施） | 活動指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | ５ダムの関係地区で適宜実施 | | | コロナにより説明会 | － |
| 時点 | － | | | | － |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 「平成30年7月豪雨を教訓としたあり方研究会」「水防対策検討会」の提言による |
指標5
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 対策河川数：0河川 | 0河川 | 1河川 | 1河川 | － |
| 時点 | R1年度末 | R2年度末 | R3年度末 | R3年度末 | － |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 「水防対策検討会」の提言による |
指標6
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 対策河川数：0河川 | | | | － |
| 時点 | R1年度末 | R2年度末 | R3年度末 | | － |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 「水防対策検討会」の提言による |
目標を実現するための主要事業
| 番号 | 主要事業・主要制度 |
|---|
| 1 | 避難につなげる水防対策事業（鳥取方式） （予算額（事業費）326459千円） |
| 2 | 樹木伐採・河道掘削等緊急対策事業 （予算額（事業費）555070千円） |
| 3 | 防災・安全交付金（河川情報基盤整備事業） （予算額（事業費）96000千円） |
２．評価
■最終評価（年度末時点）
| 進捗評価 |
|---|
| △（やや遅れ） |
| 達成度の評価 |
|---|
| 6 |
| 評価理由 |
|---|
| 流域貯留対策検討については、貯留効果の一例を地元関係者に示すことができ、流域治水の議論について深めていくことができた。
一報、堤防舗装、河道掘削、監視カメラ等の一部についてコロナウイルス感染症の影響により、関係者との調整などが行えず年度内完了困難となるなど一部の工程に遅れが生じた。 |
| 令和3年度の取組 | 成果 |
|---|
| 堤防舗装の実施 | 一部繰越となったが、関係者との調整を行いつつ、堤防舗装の実施を行った。 |
| 樹木伐採・河道掘削の実施 | 一部繰越となったが、確保した予算を活用し、優先順位をつけ計画的に実施した。また、樹木の繁茂や土砂堆積について適宜パトロールによる状況確認を行った。 |
| 水位計・監視カメラの増設 | 一部予算を繰越し、予定通り設置。 |
| ダム放流に関する警戒避難体制の整備（説明会、避難訓練の実施） | ダム下流における浸水想定の説明（法勝寺川周辺）を実施しすべてのダムにおける浸水想定の説明を完了。
コロナの影響を受け、避難訓練については見合わせている。 |
| 流域貯留対策検討 | 大路川流域における貯留効果の一例を算出し、流域内での流域治水の議論を深めることができた。 |
| 課題 | 今後の取組 |
|---|
| 堤防舗装の実施 | 繰越分については出水機までに完了し早期効果発現を目指す。 |
| 樹木伐採・河道掘削の実施 | 繰越分については出水機までの完了し早期効果発現を目指す。 |
| 水位計・監視カメラの増設 | 設置数が増加しているため、適切な維持管理に向けた手法の検討が必要であるため、 |
| ダム放流に関する警戒避難体制の整備（説明会、避難訓練の実施） | 避難訓練など状況を見て実施していく。 |
| 流域貯留対策検討 | 流域治水協議会においていただいた意見を参考に、住民理解が深まるシミュレーションなどを追加で実施していく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する3月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。