商工労働部 通商物流課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 通商物流課 所属長名 清水明史 電話番号 0857-26-7659
組織目標
・貿易支援機関等の県内企業に対するハンズオン支援と連携し、県内企業の海外需要獲得に取組みます。
・ポストコロナの人流・物流活性化プロジェクトチームの取組等を通じて、境港の外貿コンテナ航路の利用促進等、境港の機能を充実させます。
・「鳥取県産業振興未来ビジョン」を踏まえ、DXの活用等、生産性向上に向けた物流改善に取組む企業を拡大させます。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
境港の利用促進、「新しい生活様式」に対応した物流改善の取組みの推進
■SDGsのゴール
09 産業と技術革新の基盤をつくろう
(2)今年度の目標
ポストコロナの人流・物流活性化プロジェクトの取組等による境港の利用促進、「新しい生活様式」に対応した物流改善の取組みの推進
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 境港利用促進事業 (予算額(事業費)26271千円) |
2 | デジタルグリーン物流推進支援事業 (予算額(事業費)5500千円) |
2.評価
■中間評価(9月末時点)
今年度の取組 | 成果 |
境港利用促進 | ・令和4年4月に設置した人流・物流活性化PTの下、物流WGにて官民連携して境港を発着する国際定期航路や荷主等に対する助成制度の周知を図り、境港利用事業者等からの利便性向上に関する要望、ニーズ等の把握や境港利用貨物の掘り起こしに務めた。
・8月に首都圏の企業を対象とした境港利用促進セミナーを開催、9月に開催された国際物流総合展へ境港ブースを出展、荷主企業や物流事業者、船社等に対て、境港の優位性やサービス機能、助成制度の説明及び境港利用を提案。
・境港の紹介パンフレット、振興会会報、定期航路図、助成制度チラシ等を作成・配布し、また、ホームページを活用した情報提供を継続的に行い、新規貨物発掘のため、新規利用助成制度の補助上限額を増額し、積極的にポートセールスを行った。 |
デジタルグリーン物流の推進 | ・県内物流機能の改善を目指し、県内企業の物流改善の取組を加速化すべくデジタルグリーン物流推進支援補助金を創設、ドローン物流やとっとり型ロジスティックスといった先進的な取組みを行う企業に対しても支援を行っている(採択:ドローン実証1件、その他ロジスティクス改善で2件調整中) |
課題 | 今後の取組(特に下半期の取組について) |
・境港の貨物取扱量は助成制度が境港利用へ一定の効果を発揮し維持されているが、境港の利便性をさらに高め、境港を新規に利用する企業の増加と現に利用している企業の貨物量の増大、貨物の安定確保のための取組が引き続き重要。 | ・企業立地や新増設の観点からのポートセールスにより、大口荷主の発掘にも努めていく(11月に松江市で山陰企業向けの利用促進セミナー開催) |
・2024年問題を控え、更なる県内物流の効率化とともに周知徹底が必要。 | ・2024年問題、ホワイト物流に係る理解促進のためのセミナー、荷主企業と運送業者との意見交換会等を開催予定。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。