生活環境部 緑豊かな自然課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 緑豊かな自然課 所属長名 平木尚一郎 電話番号 0857-26-7199
組織目標
公園が人に与えるやすらぎ等の効果を通じ、現在及び将来の鳥取県民が健全で恵み豊かな環境の恩恵を享受し、健康で文化的な生活を営むことができるよう、人と自然が共生する鳥取県を目指す。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
自然公園の適正な管理、環境整備と適切な利用促進、効果的な情報発信
■SDGsのゴール
15 陸の豊かさもまもろう
(2)今年度の目標
・鳥取の緑豊かな自然の保護・保全を進めながら、県内の主要な山系である大山・氷ノ山地域と鳥取砂丘を中心とした自然公園の利用の促進を図る。
・登山者自らが実施する保護と利用の活動の新たな取組として、自然環境保全経費の利用者負担制度を導入する。
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
県の自然保護又は生物多様性保全の取組へのボランティア参加者数 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 4,463人 | 1,866人 | 3,000 | | 5,000人 |
時点 | 平成30年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | | 令和12年度 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
環境イニシアティブプラン | | ボランティア活動の展開を図りながら、特定外来生物の除去、除草や清掃活動等を実施し、豊かな自然・景観の保全に取り組む。 |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 国立公園満喫プロジェクト等推進事業 (予算額(事業費)370953千円) |
2 | 自然公園等管理費 (予算額(事業費)142097千円) |
3 | 氷ノ山自然ふれあい館管理運営費 (予算額(事業費)55882千円) |
4 | 「とっとりの山」魅力発信事業 (予算額(事業費)1541千円) |
5 | 大山入山協力金導入事業 (予算額(事業費)1405千円) |
6 | 日本一の鳥取砂丘を守り育てる事業 (予算額(事業費)29416千円) |
2.評価
■中間評価(9月末時点)
今年度の取組 | 成果 |
大山隠岐国立公園内における自然公園施設の整備 | 国立公園満喫プロジェクトにより引き続き大山夏山登山道改修工事等を実施しており、木道や階段、標識等の改修を進めている。 |
自然公園内の案内標識の新設、自然歩道の修繕等 | 標識新設、歩道修繕工事等公園施設の維持・修繕工事を実施している。 |
砂丘条例に基づく砂丘内の巡視活動、除草業務を通じた砂丘の保全 | 令和4年度ボランティア除草は、コロナ禍以降の参加者数と比較して増加する見込みとなっているが、荒天による中止やコロナウイルス感染症の拡大状況による団体の活動自粛が重なり、参加者数は伸び悩んでいる。11月までに団体除草を複数受け付けており、今後も参加者数は増加する見込み。(最終トータルで2,500人程度を想定) |
大山入山協力金の導入 | 昨年度の実証事業の結果、200万円を超える協力金が集っており、返礼品も好評であった。本年度の本格導入に向け大山山岳環境保全協議会を設立し、実施体制について検討を進めた。検討の結果、本年6月(大山夏山開き)から電子決済等による集金方法を追加し本格導入を開始し、250万円を超える協力金が集っている。 |
課題 | 今後の取組(特に下半期の取組について) |
大山隠岐国立公園内における自然公園施設の整備 | 国立公園満喫プロジェクト(2021〜2025年)がスタートし、登山道改修工事等の着実な執行に努める必要がある。 |
砂丘条例に基づく砂丘内の巡視活動、除草業務を通じた砂丘の保全 | 鳥取砂丘における熱中症対策の一環として、体調不良者や砂丘内に異常がないかを確認するためにドローンを活用した巡視体制の見直しが必要である。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。