県土整備部 県土総務課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 県土総務課 所属長名 山本雅美 電話番号 0857-26-7341
組織目標
・部内各課及び部外関係課並びに地方機関等との総合調整により円滑な業務の遂行を図る。（総務担当）
・入札・契約の透明性・公正性を確保しつつ、県内建設業者を育成する。（建設業・入札制度室）
・円滑な用地事務の推進により、公共事業の早期完成を図る。（用地室）
１．政策内容と目標
（１）政策内容
①建設工事・測量等業務入札制度改正における透明性と競争性の確保
②建設業の健全発展の推進
■SDGｓのゴール
11 住み続けられるまちづくりを
（２）今年度の目標
①建設工事・測量等業務入札制度改正の円滑な適用と適宜見直し
②建設業の健全発展に向けた適正取引・就労環境改善の促進、若年入職者確保育成の支援
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
| 番号 | 主要事業・主要制度 |
|---|
| 1 | 建設工事等入札制度管理費 （予算額（事業費）85031千円） |
| 2 | 建設産業担い手育成支援事業 （予算額（事業費）9529千円） |
２．評価
■中間評価（9月末時点）
| 今年度の取組 | 成果 |
|---|
| 建設工事等入札制度管理費
・建設工事等の入札制度の円滑な適用
・入札制度の見直し等に係る関係団体との意見交換
・測量等業務の総合評価入札の本格移行
・建設キャリアアップシステムの利用拡大 | ◆ 建設工事等の入札制度の円滑な適用
・発注機関及び建設業者等からの問い合わせ等に対し丁寧に対応し、特に大きな混乱もなく、円滑に入札を実施することができた。
◆ 入札制度の見直し等に係る関係団体との意見交換
・新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、関係団体との意見交換が延期となった。団体から受けた要望について内容を精査し、より良い入札制度になるよう見直しの検討を進めている。
◆ 優良業務表彰等
実施予定日：１０月２８日（金）
・優良業務表彰 １４社（１６業務）：技術者のモチベーション向上を図るとともに、成果品のより一層の品質向上に向けて、業者の技術力や品質向上に対する意識の醸成を図る。
・若手優良技術者（４０歳未満） ４社（４業務）：建設業界と同様に喫緊の課題となっている将来の担い手確保・育成に向けて、若手技術者のモチベーション向上を図る。
◆ 入札参加資格申請の電子化、共同化
・入札参加資格申請における発注者、受注者双方の業務効率化を図るため、電子化、市町村との共同利用システム構築の検討業務について、予定どおりに発注できたが、市町村の受付業務の実態把握に時間がかかり、遅れ気味となっている。 |
| 建設業法関連事業費
・建設工事施工体制調査
・下請取引等点検調査
・優良建設工事表彰 | ◆ 建設工事施工体制調査
東・中・西部の各出先機関に配置した現場実態調査員により405箇所の施工現場を点検・調査し、必要な助言・指導等を行って適正な施工体制を確保した。
◆ 下請取引等点検調査
元請下請間の取引状況について、書面による点検・調査を実施中（55工事）。
※ 是正報告が必要な取引について、指導文書を発出（1社）。
◆ 優良建設工事表彰等
実施日：１月１９日、２月９日で日程調整中
・ 優良建設工事施工者 ４４社（５３工事）
・ 優良技術者 ５３名
※ 下請表彰、若手表彰を同時開催予定。 |
| 建設産業担い手育成支援事業
・賃金水準等詳細調査
・建設産業における女性活躍推進シンポジウム
・インターンシップ受入企業支援事業
・建設労働者等スキルアップ事業(受講料補助)
・建設労働者等スキルアップフォロー事業(人件費相当額補助)
・建設業の魅力発信事業
・どぼくカフェ・土木ツアー | ◆ 賃金水準等詳細調査
（公財）鳥取県建設技術センターに業務委託し、県設計額と下請契約額の比較分析調査を４６の工事について実施中。
◆ インターンシップ受入企業支援事業
現時点では、建設業者９社（１校）の交付申請あり。コンサル業者は交付申請なし。
※ ７社（１高）が、新型コロナウイルス感染症の影響により、インターンシップを中止。
◆ 建設労働者等スキルアップ事業(受講料補助)
・ １級土木施工管理技士研修受講者１２名（９社）
・ ２級土木施工管理技士研修受講者１６名（１２社）
◆ 建設労働者等スキルアップフォロー事業(人件費相当額補助)
・ １級土木施工管理技士研修フォロー者 申請なし。
・ ２級土木施工管理技士研修フォロー者１名（１社）
◆ 建設業の魅力発信事業
郷土づくりシンポジウム等 ６件（４団体）
◆ どぼくカフェ・土木ツアー
実施日：７月２３日（土） ４０組８２名の親子が参加
土木ツアー：鳥取県立美術館建設現場を見学し、その後、現場事務所で説明を聴講
どぼくカフェ：講師：高橋良和氏（京都大学教授） 「大きな機械が活躍するドボクの世界！」
併設展示：道路標識の展示、中国地方の選奨土木遺産写真展、第14回「身近な土木を描いてみよう！」図画コンクール優秀作品 |
| 課題 | 今後の取組（特に下半期の取組について） |
|---|
| 建設工事等入札制度管理費 | ・建設工事の総合評価入札における工事成績の評価方法の見直しについて、令和６年度からの運用を目指して、年度内に業界団体等と意見交換・調整を行う。
・建設工事の県外企業参加型の総合評価入札について、令和６年度からの運用を目指して、内容を精査し業界団体等と意見交換・調整を行う。
・令和５・６年度の入札参加資格の認定について、間違いなく速やかに事務を進めていく。
・入札参加資格申請の電子化、共同化について、来年度システム構築に係る予算要求をしており、今後は構築に向けた調整や具体的な仕様について検討していく。 |
| 建設業法関連事業費 | ・下請取引等点検調査が違反業者の個別指導にとどまっており、統計的集計や調査結果に基づく全体指導につなげる取組に向けて改善を図りたい（Ｗｅｂサイトでの公表、業界団体との意見交換会での要請等）。 |
| 建設産業担い手育成支援事業 | ・建設職人基本法鳥取県計画で言及する安全衛生経費の確保について、元請下請双方への啓発を図る目的で、賃金水準調査を通じてその取扱状況等の確認、助言を行う。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。