子育て・人財局 喜多原学園の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 喜多原学園 所属長名 大下幹男 電話番号 0859-27-1101
組織目標
子どもの権利擁護を推進し、家庭的養育に取り組むことにより、地域の児童自立支援の実現を目指します。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
自立支援計画の充実とチーム制の充実
■SDGsのゴール
16 平和と公正をすべての人に
(2)今年度の目標
自立支援計画に基づく支援の充実
測定指標
指標1
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (1)自立支援計画票の作成
(2)自立支援計画票の見直し
(3)自立支援計画票の児相への提出 | (1)全ケース
(2)年2回
(3)年2回 | (1)全ケース
(2)月1回
(3)3か月に1回 | | |
時点 | R4.4 | R4.4 | R5.3 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 自立支援計画票に基づく支援を行っているところであるが、計画票をより活用した自立支援の遂行が必要と思われるため。 |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
自立支援計画票に基づくソーシャルワーク(家庭調整、関係機関調整)の充実 | |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (1)児相との連携強化
(2)家庭支援の展開
(3)関係機関調整 | (1)必要性が生じた場合児相と連絡を行う。
(2)全ケース月1回以上家庭へのアプローチはしている。
(3)必要が生じた場合学校等との連絡調整を行う。 | (1)全ケース児相と月1回以上の連絡調整
(2)全ケース月1回以上家庭連絡、家庭訪問(面接)の実施(退所先が施設となる場合は対施設)
(3)学校、障がい支援機関との連絡調整 | | |
時点 | R4.4 | R4.4 | R5.3 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | 児相の方針(援助指針)に合わせて子どもへの支援の進捗に合わせて退所後を見据えた支援を進めていく必要がある。そのためにはソーシャルワークを行う必要があるが、タイムリーに行えてない場合もある。児童への自立支援と合わせて児童が退所後過ごす環境の調整を進めていく必要がある。 |
指標3
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | (1)アフターケアを当初の支援計画に盛り込む
(2)施設支援の段階から退所後の支援を見据えた支援を行う。
(3)個別の支援計画に基づくアフターケアを行う。 | (1)当初の支援計画には盛り込んでいない。
(2)退所前には具体的な計画は立ててない。
(3)基本的なアフターケア計画に基づき、それに個別のニーズを勘案して計画的に実施。 | (1)当初の支援計画にアフターケアも視野に入れた計画を策定する。
(2)当初計画に盛り込むことで、退所後の円滑な地域移行につなげられる支援を早期から着手する。
(3)基本的なアフターケア計画に基づき、それに個別のニーズを勘案して計画的に実施。 | | |
時点 | R4.4 | R4.4 | R5.3 | | |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
| | アフターケアに力を入れて取り組んでいる。入所中の支援の段階から退所後どのような支援が必要となり学園が担うべき役割をイメージして支援に取り組むことが有効と考える。 |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | (予算額(事業費)千円) |
2.評価
■中間評価(9月末時点)
今年度の取組 | 成果 |
指標1について
〇新規入所児童、男子4人・女子2人について未作成。
〇継続ケース女子1名について更新について起案されるが未決。継続ケース男子6名、女子1名について未更新。
〇月2回の男女寮会において自立支援計画について実施評価と見直し検討を行っている。計画が未更新であり、検討内容が計画に反映されていない現状にある。 | 指標1について
〇自立支援計画票を活用した支援のあり方を考えていくこととしたところ、自立支援計画票の作成が滞る結果となった。
〇実際に支援に活かせる自立支援計画票の作成について、園内研修を行うよう計画している。 |
指標2について
〇全児童について月に1回以上支援状況等の連絡を児相に行っている。児相との連絡が長期にできてない児童はない。
〇全児童について月に1回以上生活の様子を伝える連絡を保護者に行っている。連絡が付きにくくなる保護者に対しては電子メールを使って情報発信している。 | 指標2について
〇児相との連絡は適時に行えている状況。今後も児童の支援を進めるため綿密に連絡を図る。
〇保護者との連絡は、保護者により質量について差が生じる状況にある。連絡がとりにくい保護者への対応が課題と言える。 |
指標3について
〇アフターケアの対応については、現時点までの実施状況について下記の通り集計した。年度当初の計画した訪問、連絡、会議への参加に加え、退所者やその保護者及び関係機関からの要請を受けて対応するものもあり、ある程度実績は上がっている。
・今年度10/14時点でのアフターケア実績(件数に重複はなし)
対象退所者数:32名
訪問による退所者、保護者等面談 :32件(うち県外出張2件)
関係機関との会議(当事者参加を含む):15件(うち県外出張4件)
退所者、保護者等の来園 : 5件
退所者の本園への委託一時保護 : 1件 | 指標3について
〇連絡を入れてくる保護者や退所者及び関係機関があることから、アフターケアへの期待やその有効性についての認識があるものと考えられる。
〇今後も期待にこたえていく必要があると思われる。 |
課題 | 今後の取組(特に下半期の取組について) |
指標1について
〇自立支援計画票の作成のあり方について検討する必要がある。 | 指標1について
〇園内で研修を実施し、作成に当たっての考え方について共通理解を図っていく。 |
指標2について
〇連絡が取りにくい保護者との連絡が課題。 | 指標2について
〇電話が繋がらない場合は、電子メールを活用して情報発信する。保護者が学園からの連絡に対して負担感を感じないよう内容を考えて行く。また学園での子どもの様子や支援に興味が持てる内容として、連絡を受ける気持ちになるよう配慮する。 |
指標3について
〇学園内での通常の支援をこなしながらアフターケアを行っていくことには負担感があり、職員の業務の分担も含めて調整を行い、より組織的に対応していくことが必要となると考えられる。 | 指標3について
〇年度当初の計画に沿って下期もアフターケアの対応を進めていく。現時点での入所児童数も増えてきたため、園内の業務とのバランスを取りながら進めていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。