交流人口拡大本部 関西本部の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 関西本部 所属長名 高務裕子 電話番号 06-6341-3955
組織目標
とっとり創生による持続可能な地域社会を実現するため、関西経済界等との連携や交流を促進するとともに新たな進出企業の開拓や既進出企業へのアフターフォロー等により県内の産業振興を促進します。また、ふるさと鳥取県定住機構と関西ハローワークとの連携を密にしたＩＪＵターン促進による県内への移住定住や労働力の確保を進めます。さらに、県産品の販路拡大を促進するための取組みを関西圏・中京圏で幅広く展開するとともに、県内の観光や「食のみやこ鳥取県」の旬な情報、ワーケーションや副業等に関する施策を関西圏の皆さんに発信し観光誘客や関係人口のさらなる拡大を進めます。
１．政策内容と目標
（１）政策内容
・関西圏企業や団体との経済交流を活発化し、鳥取県内への企業立地（新規・県内増設）を推進
・鳥取県内へのＩＪＵターンによる移住定住や就職活動による労働力の確保を推進
■SDGｓのゴール
08 働きがいも経済成長も
09 産業と技術革新の基盤をつくろう
（２）今年度の目標
・関西圏からの新たな企業の進出、及び既進出企業の新増設を促すため、従来の企業訪問（Web面談含む）に銀行や経済団体への接触を積極的に行い新増設に繋がる情報収集を進める。
・関西圏からの県内への就職や移住定住を促進するため、ふるさと鳥取県定住機構と連携した移住相談会への参加や協定大学等との連携した学生への情報提供の強化を進める。
測定指標
指標１
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 関西からの県内の企業立地件数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | | 109件
（関西圏からの進出企業） | 112件 （3件増） | | − |
| 時点 | | 令和３年度末 | 令和４年度末 | | − |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 関西圏からの企業立地を促進し、雇用の確保や県内産業の振興につなげるため |
指標2
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 県外大学進学者の県内就職率（県出身者が多い大学） | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | | 31.3% | 33.3% （2.0%増） | | − |
| 時点 | | 令和３年度公表 | 令和４年度公表 | | − |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| 第２期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 | | Ｕターン就職を促進して、人材確保につなげるため |
指標3
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| 関西ハローワークにおける就職決定者数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | | 33名
（就職決定者数） | 41名 (8名増) | | − |
| 時点 | | 令和３年度 | 令和４年度 | | − |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| | | 関西ハローワークでの就職相談業務を通して、県内の新たな就業者の確保につなげるため |
目標を実現するための主要事業
| 番号 | 主要事業・主要制度 |
|---|
| 1 | 関西圏ネットワーク形成交流推進事業 （予算額（事業費）2866千円） |
| 2 | 大学との連携による就職応援・地域づくり推進事業 （予算額（事業費）1948千円） |
２．評価
■中間評価（9月末時点）
| 今年度の取組 | 成果 |
|---|
| 新規企業訪問や県内への進出済み企業のフォローを実施 | 関西圏の新規企業への訪問や県内への進出済み企業本社への訪問により、本県の様々な施策や優遇助成制度等の活用を促し、本県への進出や新たな設備投資への働きかけを立地戦略課と連携して実施中。進出を具体的に検討している企業もあり、引き続きフォローを行っていく。 |
| 協定締結大学等との連携事業を開催 | 包括協定及び就職支援協定の締結大学等に本県の情報発信やＩＪＵターン就職を働きかけるイベント等を開催中。９月には開催延期されていた京都産業大学とのフォーラム「酒と食文化でむすぶ鳥取と京都」を実施。また、新たな協定締結に向けて２大学と協議を進めているところ。 |
| 県立関西ハローワークによる県内就業に向けた相談対応を実施 | 昨年度は新型コロナウイルスの影響で対面による移住イベントや相談会の一部が中止されていたが、今年度は対面相談が戻りつつあり、ふるさと鳥取県定住機構と連携しながら移住相談や就職相談を行い県内への就業者の拡大を図ることができた。 |
| 課題 | 今後の取組（特に下半期の取組について） |
|---|
| 企業誘致の促進 | 進出に向けて前向きな企業の具体的な事業計画の策定が進むようしっかりフォローするとともに、県内企業のビジネスマッチングや観光情報、ワーケーション施設等の情報発信を行い関西との意外と近い距離感やイメージ発信を行っていく。 |
| 経済交流の拡大 | 関西から本県に進出している企業と関西で活躍するゆかりの経済人、県内関係者が参集して開催する「鳥取県×関西経済連合会 経済交流セミナー」を１月に開催予定。今年度から関西経済連合会と共同開催し在阪企業にも広く参加を呼びかけることとし鳥取県との新たな関係の構築を促していく。 |
| 協定締結大学等との連携やＩＪＵターンの促進 | １１月には京都女子大の大学祭に参加し県PRや物販を実施予定。２月には倉吉未来中心で龍谷大学が実施する吹奏楽フェスタを開催支援。来年２月には８月に実施を予定していた「とっとりWorkWork（ワクワク）バスツアー」の開催に向けて再調整予定。引き続き、ふるさと鳥取県定住機構とも連携しながら学生の県内への就職に向けた機運を引き続き醸成していくこととしている。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。