地域づくり推進部 中山間・地域交通局 中山間地域政策課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 中山間地域政策課 所属長名 齋藤正樹 電話番号 0857-26-7127
組織目標
中山間地域及びまちなかを対象に、市町村、民間団体、NPO等の多様な主体との協働・連携のもと、住民の暮らしの安全安心の確保、地域コミュニティの維持向上、地域活性化を図り、持続可能な地域の実現を目指します。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
地域の人材を活かした、中山間地域における安全・安心な暮らしの確保と、元気で活力ある中山間地域づくりの推進及び地域住民が安心して元気に暮らせる「まちなか」の実現
■SDGsのゴール
11 住み続けられるまちづくりを
(2)今年度の目標
人口減少と高齢化が進行する中山間地域やまちなかにおいて、地域住民の安全・安心な暮らしを守るためのしくみづくりを推進する。
測定指標
指標1
指標名 | 指標の分類 |
暮らしを守るための仕組み(小さな拠点)づくりに取り組む地区数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 0 | 39 | 42 | | 45 |
時点 | 平成27年度末 | 令和3年度末 | 令和4年度末 | | 令和6年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
政策項目『新時代チャレンジ55』 第2期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 | | 持続可能な中山間地域づくりの基盤となるものであるため |
指標2
指標名 | 指標の分類 |
空き家・空き店舗利活用のための年間マッチング件数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 111 | 集計中 | 200 | | 200 |
時点 | 平成26年度末 | 令和3年度末 | 令和4年度末 | | 令和6年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
政策項目『新時代チャレンジ55』 第2期総合戦略『鳥取県令和新時代創生戦略』 | | 持続可能な中山間地域づくりの基盤となるものであるため |
指標3
指標名 | 指標の分類 |
中山間集落見守り活動に参加する事業者数 | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
数値 | 20 | 73 | 80 | | 85 |
時点 | 平成20年度末 | 令和3年度末 | 令和4年度末 | | 令和6年度末 |
根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
政策項目『新時代チャレンジ55』 | | 持続可能な中山間地域づくりの基盤となるものであるため |
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | がんばる地域支援事業 (予算額(事業費)58421千円) |
2 | 空き家対策推進事業 (予算額(事業費)70450千円) |
2.評価
■中間評価(9月末時点)
今年度の取組 | 成果 |
小さな拠点の形成推進 | 本年度すでに7箇所の拠点を形成。なお、小さな拠点づくりの取組実践を進めるため、東部、中部、西部及び日野地区に、関係機関による中山間地域サポートチーム組織を設置する等、地域住民による話し合いや計画づくりの支援をきめ細かく実施している。 |
空き家の除却の推進並びに空き家及び空き店舗の利活用の推進 | 生活環境の悪化を抑制するため、老朽危険空き家等の所有者等に除却経費を補助する市町に対し経費の一部を支援している(交付決定済み11市町で116件)。また、空き家利活用に取り組む団体の活動に対する支援を行うとともに、利活用を行うための改修経費を補助する市町に対し経費の一部を支援している(9市町で16件)。
また今年度より「空き家利活用コンテスト」を開催し、空き家を改修し利活用している好事例を発掘し広く紹介していく取組を進めている(応募総数17件)。
なお、空き家の除却及び利活用の推進の他、空き家の発生抑制の取組を進めており、アウトリーチ手法の検討モデル地区として3市町(米子市、倉吉市、八頭町)での取組を調整している。 |
中山間集落見守り活動の推進 | 中山間地域等で事業活動を行っている事業者に対し制度の周知を行い、市町村及び県との間において高齢者等の見守り活動を行うための協定を4件締結。(現在77社) |
課題 | 今後の取組(特に下半期の取組について) |
地域での話合いの促進
住民の「ワガゴト」化促進 | ・地域での話し合いを促進するため、市町担当者や集落支援員等の支援者を対象とした研修会を開催し、地域へアプローチするためのスキル習得を行う。
・中山間地域等サポートチーム(県中山間地域振興チーム、市町、とっとり県民活動活性化センター)により各地域での話し合いに加わり、小さな拠点づくりの取組及び地元住民主体による継続的な運営について、他地区における優良事例の紹介や取組への助言等を行い、必要な補助制度も活用しながら地域に寄り添った伴走支援を行っていく。 |
空き家利活用に向けた意識啓発・機運醸成
空き家化・老朽危険化の抑制 | ・「空き家利活用コンテスト」等を通じた空き家利活用の好事例の継続的な発掘及び、県民に対する効果的な紹介方法として「事例集」「動画による紹介」等に取り組む。
・空き家所有者やその家族に対する意識啓発を図るため、市町村とともに「空き家化抑制事業」によるアウトリーチ手法の検討を進め、効果的な手法の確立に取り組む。 |
安全で安心して暮らせる地域づくり | ・中山間地域等で高齢者等が安全で安心して生活できるように、市町村及び中山間地域等で事業活動を営む事業者と連携を図り、見守り活動を引き続き推進する。
・市町村及び中山間地域等で事業活動を行っているが、中山間集落見守り活動協定を締結していない事業者に対し、事業を周知し、市町村とのマッチングを図る。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。