地域づくり推進部 文化政策課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 文化政策課 所属長名 村上 真弓 電話番号 0857-26-7125
組織目標
鳥取文化の伝承・創造・再発見を推進し、日常生活の中にある多彩な文化芸術に光を当て、感動(美、真、愛)に溢れる豊かな県民生活を推奨する。
1.政策内容と目標
(1)政策内容
アートに親しむ環境づくり・アートが育む人づくり
■SDGsのゴール
04 質の高い教育をみんなに
11 住み続けられるまちづくりを
(2)今年度の目標
アートピアとっとり行動指針に掲げる「環境づくり」と「人づくり」を目指し、誰もがアートに親しめる機会と環境の整備を進めるとともに、広報活動を強化し県民の鑑賞や体験の増加につなげる。
測定指標
測定指標なし
目標を実現するための主要事業
番号 | 主要事業・主要制度 |
1 | 第20回鳥取県総合芸術文化祭・とりアート2022開催事業 (予算額(事業費)66839千円) |
2 | 第66回鳥取県美術展覧会開催事業 (予算額(事業費)28812千円) |
3 | 第20回鳥取県ジュニア美術展覧会開催事業 (予算額(事業費)15980千円) |
4 | 鳥取県文化奨励賞の創設 (予算額(事業費)千円) |
2.評価
■中間評価(9月末時点)
今年度の取組 | 成果 |
<第20回鳥取県総合芸術文化祭・とりアート2022開催事業>
●実施主体である(公財)鳥取県文化振興財団におけるとりアートの取組に対し、補助金の支援を行った。
●8月末にメイン事業「ドン・ジョヴァンニ公演」が実施された。 | ●8月のメイン事業では、鳥取市出身の世界的オペラ歌手を招き、県内歌手や演奏家と創り上げたオペラ公演「ドン・ジョヴァンニ公演」をとりぎん文化会館梨花ホールで行い、来場者は877名と、多くの方に質の高い音楽公演を楽しんでいただけた。 |
<第66回鳥取県美術展覧会開催事業>
●6月に作品募集を開始。開催要項、チラシ、ポスターによる広報のほか、委託方法を見直し広報活動を強化した。
●9月17日から26日まで鳥取会場において展示を行った。(今後、倉吉会場(11月)、米子会場(10月)、日南会場(10月選抜展)のほか、境港市民交流センターにて特別展示(11月末〜12月)を予定) | ●コロナ禍の影響により、出品数の減少が続いていたが、本年度の作品出品数は合計548点となり昨年度から14点増加した。増加した14点のうち、5点は学生であり、若者層の県展への参加を促すことができた。デザイン部門では県展賞2人が高校生、奨励賞に大学生が入るなど若い人の活躍が目立った。
●鳥取会場での展示では、10日間で3,703人(R3実績3,976人)の来場があった。 |
<第20回鳥取県ジュニア美術展覧会開催事業>
●7月から県内小中学校や各施設等へ作品募集の周知を行い、9月下旬に作品受付を行った。
●10月24日の審査会、12月17日の米子市美術館での開幕に向け、準備を進めている。また、今年度初の取組として、各展示会場にて子ども向けのアートワークショップを開催する。 | ●作品受付の結果、過去2番目に多い約6900余りの出品があった。
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<文化奨励賞の創設>
●優れた業績や活動など将来性のある新人を表彰するため、文化奨励賞を創設し、若手活動者の挑戦やステップアップを後押しする。 | ●「鳥取県文化奨励賞要綱」を制定し、候補者の推薦を行った。 |
課題 | 今後の取組(特に下半期の取組について) |
文化芸術活動全般への若者の参加促進及び活動の推進 | 次世代の担い手育成の観点からも、特に若い世代に文化芸術に関する情報を届けるため、SNSによる発信を積極的に行う。新たに設けた文化奨励賞の受賞者を選考、表彰を行う。併せて、才能ある若い芸術家のチャレンジを後押しする県の方針をPRする。 |
県民への鑑賞・創造・発表機会の提供 | 引き続き感染対策を講じながら、多くの県民に安心して美術・舞台芸術を鑑賞する機会の提供する。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎:予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。