福祉保健部 健康医療局 健康政策課の工程表
基本的事項
所管組織、所管責任者
所属名 健康政策課 所属長名 萬井 実 電話番号 0857-26-7191
組織目標
鳥取県保健医療計画、鳥取県がん対策推進計画、鳥取県循環器病対策推進計画、鳥取県健康づくり文化創造プラン（第三次）などそれぞれの施策を総合しながら、健康寿命の延伸、各疾病の年齢調整死亡率の低減を目指す。
１．政策内容と目標
（１）政策内容
１．「健康づくり文化」の創造
２．がん対策の推進
■SDGｓのゴール
03 すべての人に健康と福祉を
（２）今年度の目標
１．第３次鳥取県健康づくり文化創造プラン（Ｈ30〜R5年度）に掲げる健康づくりの各種施策を着実に推進する。
２．がん死亡率の減少などを目的とした総合的ながん対策の推進を図るとともに、第三次がん対策推進計画（Ｈ30〜R5年度）に定めた目標に対する施策等を検討する。
測定指標
指標１
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 96.2 | 68.6 | | | 70 |
| 時点 | 平成19年 | 令和2年 | | | 令和5年 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| その他計画等 | 第三次鳥取県がん対策推進計画 | がん死亡の減少は、がん対策の大きな目標であるため。 |
指標2
| 指標名 | 指標の分類 |
|---|
| がん検診の受診率（市町村がん検診） | 成果指標 |
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 22.5％ | 23.1% | | | 50% |
| 時点 | 平成23年度 | 令和2年度 | | | 令和5年度 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| その他計画等 | 第三次鳥取県がん対策推進計画 | がん死亡率減少のために県民を上げて取り組むことのできる目標である。 |
指標3
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 男性71.69年
女性74.14年 | 男性71.58年
女性74.74年 | | | 全国順位１０位以内 |
| 時点 | 平成28年 | 令和1年 | | | 令和5年 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| その他計画等 | 健康づくり文化創造プラン | 県民の健康づくりの代表的な指標であるため |
指標4
| 基準値 | 年度当初値 | 今年度目標値 | 今年度実績値 | 長期的目標値 |
|---|
| 数値 | 男性80.17年
女性87.27年 | 男性80.17年
女性87.27年 | | | 全国順位１０位以内 |
| 時点 | 平成27年 | 平成27年 | | | 令和5年 |
| 根拠となる計画等 | その他計画の名称 | 計画指標の選定理由 |
|---|
| その他計画等 | 健康づくり文化創造プラン | 県民の健康づくりの代表的な指標であるため |
目標を実現するための主要事業
| 番号 | 主要事業・主要制度 |
|---|
| 1 | がん対策推進事業 （予算額（事業費）75403千円） |
| 2 | ココカラげんき鳥取県推進事業 （予算額（事業費）16169千円） |
２．評価
■中間評価（9月末時点）
| 今年度の取組 | 成果 |
|---|
| 鳥取県健康づくり文化創造プラン（第三次）が掲げる「健康づくり文化」の定着と「健康寿命」の延伸を目指すため、誰でも手軽に取り組めるウォーキングをはじめ、地域や職域で県民が健康づくりに取り組めるよう、各種事業を展開する。 | 令和２年度から実施しているスマホアプリを活用したマイレージ事業については、昨年度に引き続き６カ月開催としているほか、食生活、禁煙、飲酒状況などについても新たにポイントを付与し、県民の更なる健康づくりを推進している。 |
| 「第３次鳥取県がん対策推進計画」に基づき、がん死亡者減少のため、がん医療提供の体制整備、がん予防、県民に対する普及啓発、患者支援のための取組等、一次予防から三次予防に至るまで総合的ながん対策を推進する。 | 今後も動向を注視する必要はあるものの、令和２年におけるがんの７５歳未満年齢調整死亡率は68.6と、県がん対策推進計画に定める目標値(令和５年に70.0)を達成した。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により全国的にがん検診の受診率が低下しているが、本県においては関係機関の協力もあり、全国よりも影響が低く抑えられている。 |
| 課題 | 今後の取組（特に下半期の取組について） |
|---|
| 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、身近な集落等で実施する健康づくり教室等の開催の中止や延期が相次いでいる。 | 感染対策に配慮した健康イベントの開催事例等について、市町村等の関係機関に情報発信していく。 |
| がんによる死亡率の低下を図るためには、県内におけるがん医療の水準の更なる向上や、がん検診の受診率向上等を進める必要がある。 | 引き続き、がん専門医の育成や放射線治療体制の強化など本県におけるがん医療の質の向上を図るほか、出張がん教室等による啓発やがん検診を受診しやすい環境整備等を進め、がん検診の受診率向上を図っていく。 |
※「進捗」欄には、年度当初のスケジュールに対する9月末での進捗を「◎：予定以上」、「○予定通り」、「△やや遅れ」、「×大幅遅れ」のいずれかを記載しています。