大山寺文書
( だいせんじもんじょ:daisen-ji monjo )
大山寺は、少なくとも奈良時代から修験道の聖地として発展した山岳信仰の拠点であり、平安時代には天台宗と結び付き、広く崇敬を集めた一山寺院である。
大山寺文書は、伯耆国及びその周辺の広い地域の歴史に大きな影響を与えた大規模寺院に伝来した文書である。大山寺は度重なる火災のため数多くの寺宝・古文書が焼失し、往時の隆盛をうかがわせる史料はきわめて限られている。こうした中にあって例外的に焼失をまぬがれたものであるにも関わらず、県内の一ヶ所に伝来した中世文書としては点数も多い。
山陰地域を代表する大寺院の伝来文書として重要であるのみならず、まとまりをもって県内に伝来した鳥取県関係の中世文書としても貴重であり、本県の歴史上において重要と認められる。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の古文書
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所在地 |
西伯郡大山町大山 |
指定年月日 |
平成27年4月7日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
10点 |