佐々木家住宅主屋、新座敷、穀蔵、新蔵
( ささきけじゅうたくしゅおく、しんざしき、こくぐら、しんぐら:sasaki-kejyuutau syuoku,sinnzasiki,kokugura,shingura )
佐々木家は江戸時代には庄屋を務めた時期もある旧家で、昭和初期には村長も輩出した。出雲街道に面して敷地を構える。
主屋は切妻造つし二階建(背の低い二階)、瓦葺き。内部は東には広い土間、西には食違いの四間取りとする。床の間などに江戸後期の特徴を残す古式な近世民家である。
新座敷は切妻造平屋建、桟瓦葺きとし、主屋から渡廊下を介して続く。風呂や便所も付属する2部屋からなり、部屋境の欄間は、米子の鳳翔閣を建てた大工、富次精斎(とみつぐせいさい)の作。
穀蔵、新蔵ともに切妻造二階建、桟瓦葺きの土蔵造の建築。穀蔵は一階を二室とするが、出入り口の意匠に変化をつける。新蔵は柱を密に建てた堅牢なつくり。敷地景観を良好に形作る。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
日野郡日野町日野町舟場 |
指定年月日 |
平成29年10月27日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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