木造薬師如来立像
( もくぞうやくしにょらいりゅうぞう:mokuzouyakushinyorairyuuzou )
大日寺は寺伝に承和8年(841)
慈覚大師円仁の開基、永延2年(988)恵心僧都の再興とされる。本像は、桧又は榧の一木造りで、像高152.0cm。
肉身部は黄土彩、着身部はベンガラ彩の朱衣金体を呈し、両膝に見られる同心円状の衣文にも特徴がある。丸みを帯びた大らかな作風で、平安中期〜後期の造像とみられる。
一木造りの、県内に残る数少ない平安時代の仏像として、価値が高い。
文化財の種別 |
有形文化財
|
区分 |
指定
|
指定種別 |
県指定保護文化財
|
分類 |
県指定の彫刻
|
所在地 |
倉吉市桜 |
指定年月日 |
平成6年4月19日 |
所有者等 |
|
参考文献 |
|
参考リンク |
倉吉市の文化財紹介ページ
|
問合せ先 |
|
備考 |
|