小松谷盆踊
( こまつだにぼんおどり:komatudani bonodori )
小松谷盆踊は、西伯郡南部町の小松谷川に沿った御内谷、金田、井上、高姫、市山などに伝承されている古い形態の盆踊りで、現在は8月17日の夜に、「小松谷十七夜踊」として御内谷雲光寺脇で踊られている。その発祥については、在地の城主が領民を慰めるために城内を開放して踊り明かしたという説と、雲光寺で本尊の縁日に念仏踊りをしたのが始まりとする説がある。背筋をまっすぐに伸ばした姿勢と、足の運びに特色があり、太鼓の調子と歌につれて、しなやかで優美な振りで踊られる素朴な盆踊りである。
文化財の種別 |
民俗文化財
|
区分 |
指定
|
指定種別 |
県指定無形民俗文化財
|
分類 |
県指定の民俗芸能
|
所在地 |
西伯郡南部町御内谷 |
指定年月日 |
平成7年4月21日 |
所有者等 |
小松谷盆踊保存会 |
参考文献 |
永井猛「小松谷盆踊」(鳥取県教育委員会『鳥取県の民俗芸能 鳥取県民俗芸能緊急調査報告書』1993)
『鳥取県文化財調査報告書』第19集 「小松谷盆踊」、2010 |
参考リンク |
|
問合せ先 |
|
備考 |
|