宮本家住宅主屋、土蔵
( みやもとけじゅうたくしゅおく、どぞう:miyaomtokejyuutaku syuoku, dozou )
木造二階建・瓦葺・越屋根付の主屋は、大正2年に建てられた。当初は薄くそいだ杉の板で葺くそぎ葺きであったが、その後に瓦葺きとなった。伝統的な江戸時代の間取りを基本としながらも土間に一室張り出し、背の高い2階を持ち、近代の特徴が取り入れられている。伝統を受け継ぎながらも独自性のある意匠でまとめられ、軒廻りには社寺建築に用いられる彫刻をみせるなど、様々な要素が組み合わされており、施主や大工の創意工夫が感じられる。現在は農業体験に参加する人のための体験施設、「かつみや」として活用されている。
土蔵は、切妻造、土蔵造で、明治8年に建築され、その後改修された。主屋と同様に、当初はそぎ葺きであった。外側に腰板張、漆喰壁に赤瓦を載せる。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
日野郡日南町菅沢729 |
指定年月日 |
平成21年1月22日 |
所有者等 |
個人 |
参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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アクセス方法 |
JR生山駅より日南町営バス大宮線 秋原バス停すぐ |
周辺地図 |
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公開状況 |
体験施設として一部公開 |