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矢田貝家住宅


 ( やたがいけじゅうたく:yatagaikezyuutaku )

矢田貝家住宅 主屋の写真
矢田貝家住宅主屋 座敷の写真
矢田貝家住宅 離れ外観の写真
矢田貝家住宅 左から中門、茶室(観楓庵)、腰掛待合の写真
矢田貝家住宅茶室(観楓庵)内部の写真
矢田貝家住宅 主屋の写真

地主経営や醸造業を営んだ矢田貝家の住宅で、日野川右岸に位置する。昭和初期に宅地を拡大して庭園や付属屋を建設し、現在の屋敷構えが作られた。近年は主屋を蕎麦屋として活用している。(平成26年1月時点、休止中)
 
 東面して立つ主屋はつし2階建(背の低い2階建)で、内部を土間と床上部に分け、二列六室とする。棟札から建築年代が明らかで、当地方の伝統的な民家形式をよく伝える。
 主屋の南に接続する離れは、中廊下を挟んで座敷と茶室の二室からなり、前面に土庇をかける。茶室は解放的で、瀟洒な接客空間をつくる。
 観楓庵(かんぷうあん)と称される茶室は、昭和初期に建てられた。水屋を中心に設け、両側に茶室を2室並べる。床飾りに皮付材を用いるなど独特の意匠をもつ。
 腰掛待合は離れと待合を結ぶ露地に建ち、丸太を多用し、数寄屋風の意匠をみせる。
 中門は腰掛待合の正面に建ち、主庭と露地空間を区画する。丸太垂木や扉には網代を張り、数寄屋風の意匠とする。
 土蔵は敷地背面に建ち、二面に庇を設けて室内化する。腰高に下見板を張り、軒まで漆喰で塗り込めとする大型土蔵である。 
 長屋門は主屋正面に建ち、敷地正面に格式ある構えを見せる。昭和初期に敷地内から現在地に移築した。
 庭門は、左右に下見板張りの塀をのばし、主庭と前庭とを分ける。

 以上のように、近世末期の当地方の伝統的な主屋を中心としながら、昭和初期に建築された一連の付属屋が残り、近代の風情豊かな屋敷構えを伝えている。

主屋:嘉永7年(1854)/昭和前期改修・増築・昭和59年・昭和63年改修
離れ:昭和前期
茶室:昭和前期/昭和63年改修
腰掛待合:昭和前期中門:昭和前期
土蔵:明治中期/昭和63年、平成3年改修
長屋門:明治中期/昭和前期移築、平成6年改修
庭門:明治中期  
文化財の種別 有形文化財
区分 登録
指定種別 国登録有形文化財
分類 国登録の建造物
所在地 西伯郡伯耆町
指定年月日

平成23年7月25日

所有者等

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