木造阿弥陀如来立像
( もくぞうあみだにょらいりゅうぞう:mokuzouamidanyorairyuuzou )
カヤ材を用いた一木割矧ぎ造りで、体の前後で割り離し、像内を内刳りし、矧ぎ付けている。像高96.2p。
平安時代後期から鎌倉時代初期の作と推定される。彫眼で、小ぶりの螺髪は彫出、左手を垂下し、右手は肘を曲げている。面相は豊かで瑞々しく、とりわけ両肩の肉どりが厚い。また、左右に楕円状に刻まれた衣文の彫りはやや形式化しているが、浅く流麗であり、全体に量感があって気品のある姿である。
| 文化財の種別 |
有形文化財
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| 区分 |
指定
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| 指定種別 |
県指定保護文化財
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| 分類 |
県指定の彫刻
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| 所在地 |
東伯郡琴浦町別宮 |
| 指定年月日 |
昭和63年3月8日 |
| 所有者等 |
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| 参考文献 |
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| 参考リンク |
琴浦町の文化財紹介ページ
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| 問合せ先 |
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| 備考 |
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