扇ノ山の火山弾
( おうぎのせんのかざんだん:ouginosennokazandan )
扇ノ山は、標高1,310mの更新世火山で、玄武岩質溶岩台地である広留野の北端付近には、末期の火山活動でスコリアや火山弾の堆積により、火山碎屑丘を形成している。この火山弾は、八頭郡八頭町地内の扇ノ山南方約1kmで昭和46年(1971)に発見された。直径105cm、短径57cm、最長周囲172cmと大型で、可塑性に富んだ扇ノ山の溶岩が、空中に放出されて落下する際の旋回運動によって紡錐状に固まったものと考えられている。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定天然記念物
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分類 |
県指定の地質鉱物
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所在地 |
鳥取市東町二丁目(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
昭和55年3月4日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
若桜町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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アクセス方法 |
鳥取駅からバス市内回りで10分、西町下車、徒歩5分 |
周辺地図 |
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公開状況 |
鳥取県立博物館にて公開。
月曜、祝日の翌日、年末年始は休館
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:大人180円、小中高生・70才以上の方・障害のある方・要介護者等及びその介護者は無料 |