若桜鉄道若桜駅本屋及びプラットホーム、転車台ほか計23件
( わかさてつどうわかさえきほんやおよびぷらっとほーむ、てんしゃだいほかけい23けん:wakasatetudou wakasaeki honya oyobi purattohomu,tensyadaihoka kei 23ken )
昭和5年に全線開通した旧国鉄若桜線の若桜駅諸施設と、橋梁や沿線の駅舎など計23件が登録された。
若桜線は当初は、旅客の外、木材や貨物の輸送機能も果たしていた。
終着駅である若桜駅では、木造平屋建の駅舎本屋の外、信号制御を行っていた物置き及び灯室、転鐵機操作員の番所である転鐵手箱番所、保線用車両を納める諸車庫、機関車転向用の転車台、蒸気機関車へ給水を行うための給水塔、駅構内の雪を流す流雪溝といった、一連の施設が残されており、昭和初期の終着駅の様子を良く伝える。
若桜駅以外の丹比駅、八東駅、安部駅、隼駅、因幡船岡駅はいずれも似た木造平屋建、切妻造で主に事務室及び待合室からなる駅舎で、外装は下見板張。いずれの駅も石積みのプラットホームを持ち、八東駅、安部駅ではガラスを多用した開放的な待合室を持つ。
橋梁はいずれもプレートガーダーである。規模の大きい第一、第二、第三八東川橋梁は新規に建設されたが、小規模な若桜川橋梁、細見川橋梁、岩淵川橋梁は旧材が転用されている。
その他、山からの落石、落雪から線路を守るコンクリート製の落石覆、雪覆も併せて登録された。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
八頭郡若桜町、八頭郡八頭町 |
指定年月日 |
平成20年7月23日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
若桜町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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