木造阿弥陀如来坐像
( もくぞうあみだにょらいざそう:mokuzouamidanyoraizazou )
本像は、寄木造り、彫眼の像で、像高85.7cm。表面を漆で仕上げ、軽量なことから内面は丁寧に内刳りされているものと思われる。
円満な相好、丸みがかった肩、整った像形などが特徴だが、衣文の彫りが浅いことや脚部の張りがやや弱いことから、平安時代後期の作と推定される。
技巧や均整のとれた表現から、中央の仏師の作とみられ、平安後期の仏像として優品であり、貴重な資料である。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
西伯郡大山町前(前公民館) |
指定年月日 |
平成6年4月19日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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