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七宝(保持者:橋詰 峯子)


 ( しっぽう ほじしゃ はしづめ みねこ:shippou hojisya hashidume-mineko )

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 橋詰氏は、蓋物を中心とした立体的な有線七宝の作品づくりを現在まで続けている。
 そのデザインは植物の図柄を中心とした絵画性の強い作品を主体とし、花弁が器面全面を覆い尽くすものや、近年では、幾何学的な模様や窓のような矩形のなかに写実的な植物などの図柄を組み合わせる作品をつくっている。透明性の高い釉薬は、下地に貼った銀箔の効果を引き出すものであり、繊細に貼られた銀線から生み出される写実的なデザインとともに高い芸術性を有する。
 橋詰氏の作品は1997年の第30回日本七宝作家協会記念展協会賞受賞を皮切りに、各展覧会において受賞・入選をし、2009年には日本工芸会正会員に認定された。とくに近年は、第25回伝統工芸諸工芸部会展(2015年)で文部科学大臣賞、第54回(2011年)および第59回日本伝統工芸中国支部展(2016年)で鳥取県知事賞を受賞するなど高く評価されており、鳥取県を代表する七宝作家といえる。

文化財の種別 無形文化財
区分 指定
指定種別 県指定無形文化財
分類 県指定の工芸技術
所在地 鳥取市
指定年月日

平成28年10月25日

所有者等

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