木造蔵王権現立像
( もくぞうざおうごんげんりゅうぞう:mokuzouzaougongenryuuzou )
観照院(岩美町岩本)所蔵の「蔵王権現立像」は、三徳山三仏寺に客仏としてあった像を明治前半頃、観照院に移した仏像であると伝えられている。桧材の一木造りであるが内刳りはなく、像全体のほとんどは素地が表れているものの、随所に当時の彩色を見ることができる。
小像ではあるが、なだらかな肉取りで躍動感のある形態をかろやかに彫り出している。技工・均整のとれた作風から中央の仏師による平安時代後期の作と推定される。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
鳥取市東町(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
平成14年2月15日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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アクセス方法 |
鳥取駅からバス市内回りで10分、西町下車、徒歩5分 |
周辺地図 |
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公開状況 |
県立博物館で展示の場合あり。
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、国民の祝日の翌日、12月29日〜1月3日
入館料:大人180円、小中高生・70才以上の方・障害のある方・要介護者等及びその介護者は無料 |