松に猿嵌木丸額
( まつにさるはめぎまるがく:matsu ni saru hamegi marugaku )
松に猿嵌木丸額は、鳥取県出身の木工芸家である西村荘一郎氏によって制作された木象嵌作品。
象嵌の細密な描写、濃淡の表現など、迫力のある絵画的な文様を大規模に展開した大作である。
西村の代表作というばかりでなく、明治工芸の代表作品としても位置づけられ、鳥取県の工芸史上、貴重な作品と評価される。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の工芸品
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所在地 |
鳥取市覚寺 渡辺美術館 |
指定年月日 |
平成22年9月17日 |
所有者等 |
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参考文献 |
戸野博「西村荘一郎の埋木細工にかけた生涯と不滅の功績」(『世界が認めた鳥取県の名匠木象嵌師西村荘一郎』渡辺美術館 1996)
土井久美子「木象嵌の名工西村荘一郎について」(『西欧が驚いた日本の技 西村荘一郎木象嵌下絵集』財団法人渡辺美術館 2005)
東京国立博物館編『明治デザインの誕生―調査研究報告書『温知図録』―』 国書刊行会 1997 |
参考リンク |
公益財団法人渡辺美術館
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