面谷家住宅店舗兼主屋、新座敷(旧精米所)、道具蔵、旧砂糖蔵
( おもたにけじゅうたくてんぽけんしゅおく、しんざしき(きゅうせいまいしょ)、どうぐぐら、きゅうさとうぐら:omotani-ke jutaku tenpo ken syuoku shinzasiki(kyuuseimaisyo) dougugura kyuusatougura )
当家は、幕末に藩の御廻米所や台場がおかれた花町に位置し、酒や醤油などの醸造業を営んだ商家である。境水道の南側の通りに面する。
店舗兼主屋はつし二階建で二階を塗屋造(ぬりやづくり)とする。南側を通り土間とし、床上は3列6室の間取りとする。正面二箇所に式台を設ける。
店舗兼主屋の北東に建つ新座敷(旧精米所)は、元は精米所であったものを座敷に改築したもので、四畳半茶室を組み込むなど、茶道文化を積極的に取り入れている。床柱には松江城の古材が用いられると伝わる。
道具蔵、旧砂糖蔵は店舗兼主屋の広い間口とあわせて正面の構えを構成しており、境港に残る数少ない近代の醸造家の屋敷構えを伝えている。
境港市で初の登録有形文化財(建造物)となる。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
境港市花町 |
指定年月日 |
平成26年4月25日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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