青谷上寺地遺跡
( あおやかみじちいせき:aoyakamizitiiseki )
鳥取市青谷町に所在する弥生時代の集落跡で、青谷平野のほぼ中央に位置する。
国道及び県道の建設に伴い発見され、これまでに弥生時代の掘立柱建物や、遺跡中心部を区画する溝と大規模な護岸施設、水田跡などが検出された。
青谷上寺地遺跡を特徴付けるのは、「地下の弥生博物館」と呼ばれるほど豊富かつ保存状態の良い出土品である。通常の遺跡では遺存しにくい木器・骨角器・鉄器・青銅器などが多量に出土しただけでなく、殺傷痕の残る人骨や弥生人の脳も見つかった。また、出土品の中には大陸との関係を示唆する出土品が数多くあり、他地域と海を介した交易を行っていたとみられる。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
史跡
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分類 |
国指定の集落跡
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所在地 |
鳥取市青谷町吉川、青谷 |
指定年月日 |
平成20年3月28日
平成22年8月5日追加指定
平成23年9月21日追加指定
平成25年10月17日追加指定
平成26年10月6日追加指定 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
青谷上寺地遺跡展示館ホームページ
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問合せ先 |
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備考 |
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