和蘭陀写水指
( おらんだうつしみずさし:orandautushimizusashi )
江戸時代、たばこの葉を入れて日本に将来したと伝えられるオランダの壷を、茶人が水指として珍重した。この水指は、そのオランダの壷の姿をよく模して造り、色彩を写すにも白化粧の土をかけ、その上に鉄と呉須でたばこの葉の模様を描いている。因久山窯の杉本勘助(1789〜1870)の作で、普通の因久山焼が模様がないのに対し、たばこの葉の模様があり、旅枕の形を写しているのが特徴である。
| 文化財の種別 |
有形文化財
|
| 区分 |
指定
|
| 指定種別 |
県指定保護文化財
|
| 分類 |
県指定の工芸品
|
| 所在地 |
鳥取市河原町河原 |
| 指定年月日 |
昭和29年9月21日 |
| 所有者等 |
|
| 参考文献 |
|
| 参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
|
| 問合せ先 |
|
| 備考 |
|