勢至菩薩立像
( せいしぼさつりゅうぞう:seishibosaturyuuzou )
勢至菩薩は、阿弥陀如来の脇侍で、宝冠の中に宝瓶をつけている。蓮華を持ったり、手印だけのものもあるが、合掌しているものも多い。しかし、本像は、手足を欠損し、全体が摩滅しており、容姿はほとんど不明である。
僅かに、衣文に、技法は拙いが、翻波式の名残を残しており、全体的にも量感があることから、平安時代後期の作と推定される。
像高79cm。桧材の一木造りで内刳はない。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
鳥取市河原町北村 |
指定年月日 |
昭和30年9月6日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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