伯耆一宮経塚出土品
( ほうきいちのみやきょうづかしゅつどひん:houkiitinomiyakyoudukasyutudohin )
大正4年(1915)、伯耆一宮経塚から銅経筒、金銅仏、銅鏡、檜扇、短刀、刀子、玉類、銅銭、漆器などが出土した。このうち、経筒の筒身の全面に、15行236文字にわたり願文が刻まれており、康和5年(1103)の銘がある。金銅観音菩薩立像(全高21.5cm)も優品である。これらから、経塚がこの時期極楽往生、現世利益の祈願を目的としていたことがよくうかがわれ、平安後期の埋納供養を考察する上で貴重である。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
国宝
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分類 |
国指定の考古資料
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所在地 |
東伯郡湯梨浜町宮内 |
指定年月日 |
昭和28年3月31日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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