東郷浪人踊
( とうごうろうにんおどり:tougou rounin-odori )
羽衣石城が落城した後、四散した浪人たちが哀しい宿命に果てた城主を慕い、うら盆の夜に供養踊りを踊り明かし、翌朝何処ともなく去っていったといい、これが浪人踊りの起りだと伝えられている。踊りは念仏踊りの形式を伝え、単調、静的な優美な踊りである。七七七五調の哀調に富む音頭に合せて、手をたたくところも音をたてないように合掌するなど静かに踊ることを特徴としている。
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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分類 |
県指定の民俗芸能
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所在地 |
東伯郡湯梨浜町 |
指定年月日 |
昭和37年10月16日 |
所有者等 |
東郷浪人踊保存会 |
参考文献 |
『浪人踊りの歩み』(東郷町教育委員会、1993)、『湯梨浜町制施行10周年記念 湯梨浜町伝統芸能承継記録保存事業 湯梨浜町の踊り』より「東郷浪人踊の概要」「東郷浪人踊」「東郷浪人踊「踊りの所作」」(湯梨浜町教育委員会、2015) |
参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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