木造稲荷像
( もくぞういなりぞう:mokuzouinarizou )
木喰上人作。木喰上人は甲斐国生まれの江戸時代後期の遊行僧で、全国を修行しながら歩き、各地に堂や仏像を勧進した。
本像は、背面の墨銘から、寛政10年(1798)8月初旬、現在の倉吉市八屋に滞在中に制作されたものらしい。
像高57.5cm。左手に宝珠を持ち、狐にまたがった姿で、満面に微笑をたたえた表情は、木喰作の仏像の特徴をよく表している。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
倉吉市下田中 |
指定年月日 |
昭和31年5月30日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
倉吉市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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