十一面観音立像
( じゅういちめんかんのんりゅうぞう:zyuuitimenkannonryuuzou )
本像は、彫眼の一木造りで、像高115cm。面相はふっくらしており、肩はややいかついている。
左手は深く曲げて水瓶(後補)をもち、右手は掌を正面に向けて垂下させる通有の形をとる。
また、衣文は浅く大まかで、わずかに翻波式の名残をとどめている。
全体に量感があるが、地方作と推定され、平安時代後期の作と考えられている。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の彫刻
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所在地 |
日野郡日南町上石見 |
指定年月日 |
昭和28年8月8日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
日南町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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