太刀銘[表]伯耆国倉吉住人播磨大掾藤原正綱
( たちめいほうきのくにくらよしじゅうにんはりまだいじょうふじはらまさつな:tatimeihoukinokunikurayoshizyuuninharimadaizyoufuziharamasatuna )
藩主池田光仲の因幡東照宮造営に当たり、藩工信濃大掾藤原忠国鍛造による神剣3振りの奉納に続き、倉吉の刀工播磨大掾正綱が鍛造して、慶安3年(1650)に奉納された。刃長105.3cm、反り1.6cm、重量2.3kg、目釘穴1個。全長140cmを超える豪壮な太刀姿で、刃文の流麗さは古作吉岡一文字が偲ばれる。また、地鉄は小鴨鉄山の良鋼をよく鍛錬してあり、江戸時代以降希有の傑作の評がある。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の工芸品
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所在地 |
鳥取市東町(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
昭和50年3月28日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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