旧美歎水源地水道施設
( きゅうみたにすいげんちすいどうしせつ:kyuu mitani suigenti suidousisetu )
旧美歎水源地水道施設は、鳥取市民の飲料水の確保と公衆衛生の向上を主な目的として大正元年に起工し、大正4年9月より給水を開始した上水道施設で、昭和53年に新たな水源地が建設されるまで供用されていた。
施設は、コンクリート造の貯水池堰堤を中心として、美歎川上流量水堰、通り谷量水堰、制水井が付属した1号から5号までの南北に配された濾過池、接合井及び量水器室で構成されている。
この水道施設は、山陰地方で最初に建設された近代水道施設の代表的遺構であり、貯水池のみならず、量水施設や濾過施設なども良好な状態で保存されていることから、近代水道施設の構成を知る上で、高い歴史的価値が認められる。(写真提供:鳥取市教育委員会)
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の建造物
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所在地 |
鳥取市国府町美歎 |
指定年月日 |
平成19年6月18日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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