木工芸[保持者:森脇信夫]
( もっこうげい もりわき のぶお:mokkougei moriwaki nobuo )
森脇信夫氏は、木工芸の技法のうち、指物(さしもの)・挽物(ひきもの)・刳物(くりもの)・木象嵌(もくぞうがん)という多種の技法について、正確で高い技術を有している。特に木材を指物によって組み合わせ、それを挽くという複合技法は独特なものとして評価できる。
柔らかい曲線をもつ均整のとれた器胎の製作、細部の加工や表面の最終処理の巧みさに由来する作品の完成度の高さ、秀逸な木取り・杢合わせがもたらす木材それ自体がもつ美しさの表出により、特に芸術的価値の高い制作を行っているといえる。
文化財の種別 |
無形文化財
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区分 |
解除
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指定種別 |
県指定無形文化財
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分類 |
県指定の工芸技術
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所在地 |
米子市陽田町 |
指定年月日 |
平成20年12月19日 |
所有者等 |
森脇信夫 |
参考文献 |
「木工芸(保持者:森脇信夫)」『鳥取県文化財調査報告書 第19集』鳥取県教育委員会2010 |
参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
平成27年1月19日認定解除(保持者死去) |