尾崎氏庭園
( おさきしていえん:osakishiteien )
尾崎氏はこの地方の旧家。作庭に関する史料はないが、手法から江戸時代中期末葉の作庭と推定される。小池泉観賞式の庭園で、向かって左手の入り込みに枯滝石組として三尊形式配石を用い、江戸中期の特徴をしめす。また、右手前角に自然石の手水鉢を配し、これを景観の主体としている。植栽は、クロマツやソテツの古木が顕著で、サツキ、モッコク等30種類近くあり、茅葺き主屋の書院と調和して美しい景観を形成している。
この庭園を保護するために、住宅敷地の全体と、庭園の南及び東を限る築地塀越しに眺望可能な山の範囲が併せて追加指定され、一体とした保護が図られている。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
名勝
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分類 |
国指定の庭園
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所在地 |
東伯郡湯梨浜町宇野 |
指定年月日 |
昭和12年12月21日
追加指定/平成16年2月27日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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