ナウマンゾウ牙萩沖日本海底産
( なうまんぞうきばはぎおきにほんかいていさん:naumanzoukibahagiokinihonkaiteisan )
この化石は、昭和60年(1985)5月、山口県萩市の沖合約150km、水深166mの海底で、鳥取市賀露港の漁船に採取された。
全長169cm、最大周囲41.3cmで、ほぼ完形のナウマンゾウ左上切歯化石と同定された。先端から根部にかけてねじれと湾曲がみられ、
ナウマンゾウの切歯の特徴をよく示している。なお、温泉津沖採取のものとの深度差は、最終氷期の極相期における海面低下量とナウマンゾウの生息圏との関係を考える上で重要である。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定天然記念物
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分類 |
県指定の地質鉱物
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所在地 |
鳥取市東町二丁目(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
昭和62年4月14日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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