木造蔵王権現立像[奥之院安置]附紙本墨書仁安三年造立願文一巻
( もくぞうざおうごんげんりゅうぞう:mokuzouzaougongenryuzou )
蔵王権現は平安時代、悪魔降伏の神として大いに尊崇された密教の神で、修験道の祖役行者が吉野金峰山で感得したとされることから、三仏寺の投入堂の本尊にふさわしい。
像高115cm、桧材の寄木造。左手剣印、右手三鈷は失われている。神秘的なうちにも、動勢の誇張がなく、刀法もおだやかで平安時代(藤原文化)の特徴をもつ。日本の蔵王権現の中でも最古に近い優秀な作品である。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の彫刻
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所在地 |
東伯郡三朝町三徳(三徳山宝物館) |
指定年月日 |
明治37年2月18日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
三朝町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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