木造毘沙門天立像
( もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう:mokuzoubizyamontenryuuzou )
本像は、像高66cm、桧材の寄木造り。両肩、両手首を矧ぎつけ、頭部、両足は作りだし、体幹部は頭、体部を通じて前後に矧ぎつけ、内刳をつくっている。髪は垂髪、毛筋はまばら彫り、彫眼で、唐様甲をつける。左腕をまげて宝塔を捧げているが、塔は亡失している。
全体としてまとまっており、唐様甲などの刀法も深くあざやかである。平安時代後期の作と推定される。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の彫刻
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所在地 |
八頭郡智頭町新見 |
指定年月日 |
大正9年8月16日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
智頭町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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