鉄燭台 天文十九年銘、同二十二年銘
( てつしょくだい てんぶんじゅうくねんめい、どうにじゅうにねんめい:tetsusyokudai tenbun19nenmei dou22nennmei )
天台宗角磐山大山寺(西伯郡大山町)は、古くから修験道の聖地として発展した山岳信仰の拠点であり、平安時代には天台宗と結び付き、広く崇敬を集めた一山寺院である。中世以降には、西明院・南光院・中門院の三院谷が成立し、無数の諸院・堂社が軒を連ねた。
この鉄製燭台は、いずれも度重なる火災をまぬがれて奇跡的に伝来したものであるが、軸部にはそれぞれ天文19年(1550年)、同22年(1553年)の銘などが彫られ、年代が把握できる金工品が少ないなかで、特に重要である。高さは、天文19年銘が86.5p、天文22年銘が86.7pである。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定保護文化財
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分類 |
県指定の工芸品
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所在地 |
西伯郡大山町大山 |
指定年月日 |
平成27年9月11日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
2基 |