用瀬のひな送り
( もちがせのひなおくり:motigase no hina-okuri )
「ひな送り」は女性の行事で、人形に穢れや災厄を移して水に流し、これを祓うことを目的としている。かつては、因幡で広く行われていたが、現在では用瀬などにわずかに残るのみとなった。用瀬では旧暦の三月節供に、「流しびな」と呼ばれる
立ちびな形式の男女一対の紙びなを、内裏びななどと一緒にひな壇に飾り、三日の夕方にこれを桟俵に載せ、千代川に流す。因幡に春をよぶ風物でもある。
| 文化財の種別 |
民俗文化財
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| 区分 |
指定
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| 指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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| 分類 |
県指定の風俗慣習
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| 所在地 |
鳥取市用瀬町 |
| 指定年月日 |
昭和60年6月25日 |
| 所有者等 |
用瀬民俗保存会 |
| 参考文献 |
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| 参考リンク |
鳥取市の文化財紹介ページ
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| 問合せ先 |
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| 備考 |
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