立川稲荷神社本殿、拝殿及び幣殿、中門
( たちかわいなりじんじゃほんでん、はいでんおよびへいでん、ちゅうもん:tachikawainari jinnjya honnden,haidennoyobiheiden,chyumon )
当社は、立川村の産土神(うぶすながみ)であった稲荷神社と近隣の北野神社が大正期に合祀され、かつての北野神社の境内地を広げて現在の敷地に造営された。
本殿は合祀の際に新築された切妻造平入(きりつまづくりひらいり)金属板葺で、四周に高欄(こうらん)を巡らし、正面の向拝(こうはい)に浜床(はまゆか)を設ける。装飾を押さえた簡明な意匠をもつ本殿。
拝殿及び幣殿は、元の北野神社の社殿を改修・増築したものである。拝殿の奥に幣殿を張り出して内部を一室とするが、幣殿の床を上げ、格天井(ごうてんじょう)を張り、拝殿と幣殿の内部空間を分けている。正面に取り付く唐破風(からはふ)の向拝に彫刻を施すなど、正面構えに装飾を施す。
中門は、本殿と幣殿の間の石段上に建つ。一間四方の切妻造妻入(きりつまづくりつまいり)で、屋根に緩く起り(むくり)をつける。近代に多数建てられた神社中門の特徴を示す。
本殿:大正10年建築/昭和8年、平成25年改修
拝殿及び幣殿:寛保元年(1741)建築/大正7年改修
中門:大正10年建築/昭和8年、平成25年改修
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
登録
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指定種別 |
国登録有形文化財
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分類 |
国登録の建造物
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所在地 |
鳥取市立川町4-68 |
指定年月日 |
平成26年12月19日 |
所有者等 |
宗教法人 |
参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
鳥取市教育委員会 |
備考 |
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アクセス方法 |
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周辺地図 |
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公開状況 |
外観自由、内部非公開 |