子持勾玉
( こもちまがたま:komotimagatama )
子持勾玉とは、大型の勾玉の背や腹に数個の小さな勾玉を付けたもので、祭器と推定される古墳時代中期の遺物。明治41年(1908)、湯梨浜町高辻で畑地開墾中に発見された。高さ6.6cm、長さ10.6cm、幅9.2cm。滑石製で2つの子持勾玉を重ね合わせた特異な形をしており、背・側面・腹に合計16個の子を持っている。極めて精巧でよく研磨されており、古墳時代の祭祀の形態を考える上で貴重である。
文化財の種別 |
有形文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
重要文化財
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分類 |
国指定の考古資料
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所在地 |
鳥取市東町(鳥取県立博物館) |
指定年月日 |
昭和38年2月14日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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アクセス方法 |
鳥取駅からバス市内回りで10分、西町下車、徒歩5分 |
周辺地図 |
とっとりWebマップ「子持勾玉」の周辺地図
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公開状況 |
県立博物館にて展示公開。
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、国民の祝日の翌日、12月29日〜1月3日
入館料:大人180円、小中高生・70才以上の方・障害のある方・要介護者等及びその介護者は無料 |