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倭文6号墳出土遺物


 ( しとり6ごうふんしゅつどいぶつ:shitori 6gofun syutsudo ibutsu )

倭文6号墳出土遺物の写真
倭文6号墳出土遺物の写真




 鳥取市倭文に所在した倭文6号墳から出土した古墳時代中期末の資料群。
 倭文6号墳は標高約75mの丘陵尾根上に立地する径13.0mの円墳で、墳頂部の埋葬施設から古墳群中突出した内容を誇る副葬品が出土した。武器、武具では、鉄刀・鉄矛(ほこ)・鉄鏃(ぞく)の他、小札錣(こざねしころ)と小札(こざね)頬当(ほほあて)を伴う横矧板(よこはぎいた)鋲留(びようどめ)衝角付(しようかくつき)冑(かぶと)、三角板鋲留短甲(たんこう)がある。馬具では、f字形鏡板付轡(くつわ)、辻金具、鞍(くら)、鐙(あぶみ)、剣菱形(けんびしがた)杏葉(ぎようよう)があり、本来の1セット分の馬装を復元できる点において貴重である。また、墓壙上からは須恵器・土師器、墳丘からは円筒埴輪・形象埴輪片が出土している。
 豊富な内容を誇る倭文6号墳出土遺物の歴史的意義として、いずれも遺存状態が良好であり、製作技法や副葬時の取扱いを詳細に観察できることに加え、武器、武具、馬具の良好なセットが、時間軸上の細かな目盛りとなり得る土師器、須恵器、埴輪と共に出土したことにより、副葬品による古墳編年の第一級の基準資料となり得る点があげられる。また、被葬者の活動時期や活動内容を明らかにし、その武人的性格をよく物語る資料であり、地域史を明らかにする上で極めて重要である。

文化財の種別 有形文化財
区分 指定
指定種別 県指定保護文化財
分類 県指定の考古資料
所在地 鳥取市湯所町一丁目148番2 鳥取市埋蔵文化財センター
指定年月日

平成30年10月9日

所有者等

鳥取市埋蔵文化財センター

参考文献

高田健一編2018『倭文6号墳出土遺物の研究 出土品再整理報告書』鳥取市文化財調査報告第25集、鳥取市教育委員会

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備考


アクセス方法

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公開状況

常設展示なし。見学は要相談。