若桜鬼ヶ城跡
( わかさおにがじょうあと:wakasaonigazyouato )
若桜鬼ヶ城は、八東川と三倉川に挟まれた標高452mの鶴尾山の山頂に築かれた山城。室町時代の在地領主矢部氏によって築造されたと思われるが、築城時期は不明である。戦国時代になると天正年間(1573〜1592)以降に尼子氏、毛利氏らによる勢力争いの舞台となり、後に木下重賢、山崎家盛が城主となって山頂一帯に残る石垣が整備された。池田光政が因幡・伯耆2国の領主となると、ほどなく廃城となったと思われる。
若桜鬼ヶ城は、中世城郭から近世城郭への変遷をうかがうことができるとともに、一国一城令による廃城に伴って破脚されたありさまを伝える貴重な城跡である。
文化財の種別 |
記念物
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区分 |
指定
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指定種別 |
史跡
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分類 |
国指定の城跡
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所在地 |
八頭郡若桜町若桜ほか |
指定年月日 |
平成20年3月28日 |
所有者等 |
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参考文献 |
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参考リンク |
若桜町の文化財紹介ページ
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問合せ先 |
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備考 |
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