馬佐良の申し上げ
( ばさらのもうしあげ:basara no mousiage )
「申し上げ」は、県西部の各地で行われている行事で、馬佐良の場合は、例年12月に行われる。氏子各自が竹で12本の荒神幣を作り、全戸分を束ねる。次に男性が新稲藁で編んだ長さ約7mの藁蛇、荒神幣などを持って荒神さんまで行列する。頭屋は、新米で作った甘粥を荒神さんの玉垣内にある2つの埋め瓶に入れるが、その際に、中に残っている液体の量で新年の農作物の吉凶を占う。神饌献上、年占など、祭りの古態をよく残している。
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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分類 |
県指定の風俗慣習
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所在地 |
西伯郡南部町馬佐良 |
指定年月日 |
平成2年1月30日 |
所有者等 |
馬佐良の申し上げ祭り保存会 |
参考文献 |
久保穣二朗「歴史の中のまつり(8)西伯町馬佐良の申し上げ祭り」(鳥取県立博物館『郷土と博物館』37巻2号) |
参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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