賀露神社春季祭礼行事
( かろじんじゃしゅんきさいれいぎょうじ:karo-zinzya syunki sairei-gyouzi )
毎年4月28日、29日に、鳥取市賀露町の賀露神社を中心に行われる春季祭礼行事。
神輿ほかの海上渡御を行う神幸行列が繰り出される大祭と、神社における神事と麒麟獅子舞の奉納・門付けのみを行う例祭(地祭)を一年ごとに行う。また、それらに先立ち、祭の御神燈と糯米を蒸すための種火を得る「もみ火の神事」が行われる。
鳥取県下で唯一、祭礼のための聖なる火を鑽り出す「もみ火の神事」を行うこと、社伝に基づき、漁業の町らしく船で海上渡御を行うこと、
神幸行列や「もみ火の神事」の担い手に年齢階梯制や通過儀礼としての位置づけが今なお色濃く見られること、神幸行列の構成が絵巻にのみ残る権現流(鳥取東照宮の祭礼行列)を今に伝えるものであることが大きな特徴といえる。
文化財の種別 |
民俗文化財
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区分 |
指定
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指定種別 |
県指定無形民俗文化財
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分類 |
県指定の風俗慣習
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所在地 |
鳥取市賀露町 |
指定年月日 |
平成20年4月25日 |
所有者等 |
賀露神社 |
参考文献 |
『鳥取県文化財調査報告書』第19集 「賀露神社春季祭礼行事」、2010 |
参考リンク |
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問合せ先 |
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備考 |
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アクセス方法 |
JR鳥取駅から日の丸バス賀露線で約35分、神社裏または神社下下車 |
周辺地図 |
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公開状況 |
毎年4月28日(宵宮祭)、29日(本祭)及び祭日前の日曜(もみ火の神事)に開催。
隔年で大祭(ホーエンヤ祭)開催。 |